Sep, 21,2024

笹本恭平さんがメークで叶えるなりたい女性像「女っぽいけど甘くなりたくない」

女っぽさと甘さ、ハンサムさと優しさ…大人のなりたい印象は一言では言えない――。理想の自分になるためには、パーツでメークをするのではなく、全体のバランスを意識したメークが近道。ヘアメークの笹本恭平さんが提案するマクロ視点のメークテクは、なりたい〝女性像〟に近づくための一歩になるはず。

【INDEX】

メークで叶えるなりたい女性像「女っぽいけど甘くなりたくない」
【How to】赤リップ×ピンクチークという意外性のある掛け合わせがお互いのよさを引き立てる！
なりたい顔よりも、なりたい〝女性像〟を目指すとメークが上手くいく！

メークで叶えるなりたい女性像「女っぽいけど甘くなりたくない」

年齢を重ねていく中で少しずつ意識し始めた、大人ならではの〝女っぽさ〟。誰かに媚びたり、〝甘い〟メークをしたいのとはちょっと違う。私たちが思い描く女性像は、佇まいや空気感から自然とにじみ出る、凛とした色気。それはきっと自立と自信からくる。自信を纏うメークで、素敵な大人に近づきたい。

大人の女らしさを演出する赤リップ。ただ色っぽくなりすぎると古く見えたり、強すぎたり。そこにフレッシュ感を加えてバランスを整えるのが、ピンクチーク。甘くなりがちなピンクも強さのある赤となら好バランス。お互いのよさが引き立ちます。−by Sasamoto

【How to】赤リップ×ピンクチークという意外性のある掛け合わせがお互いのよさを引き立てる！

【チーク】

① bを頬全体に、指で薄く広げます。
② aのチーク部分とハイライト部分をブラシで混ぜ、①の上に重ねて。

【リップ】

cを丸ブラシで唇全体にON。丸ブラシを使うと唇の輪郭が自然にぼかせて、ふんわりじんわりした仕上がりに。

＼使用したアイテムはこちら／

a.JILL STUART
血色感と繊細な光を両立した、チーク×ハイライト。ジルスチュアートクリスタルブルームブルームミックスブラッシュコンパクト 29 ￥4,620（ジルスチュアートビューティ）※9／6発売、限定品
b.ARMANI beauty
肌と一体化して、透けるように発色するリキッドチーク。ナチュラルな仕上がりで、ピンクも幼くならない！ルミナスシルクチークティント #53 ￥6,600（アルマーニビューティ）
c.NARS
ひと塗りで女度が上がるワインレッド。深みがあるため、肌なじみも◎。NARS エクスプリシットリップスティック 868 ￥5,280 セット価格（NARS JAPAN）※8／23発売

キラキラと軽やかに発光するベージュパレット。まぶたのくすみを払いつつ、目元の陰影を際立たせます。SNIDEL フェイススタイリスト 03 ￥6,380（SNIDEL BEAUTY）

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なりたい顔よりも、なりたい〝女性像〟を目指すとメークが上手くいく！

＼女っぽさの中にも、可愛げとフレッシュ感があるのが理想的／
茜：笹本さんは顔の中のメークの配色や質感のバランスも絶妙だし、引きで見たときのファッションとのバランスも考えられているのがすごいなと。全体を俯瞰しているというか！

笹本：その人の女性像を作るのは、ファッションも含めた全体のバランスですよね。だからこそ、メークをして顔だけが浮かないようにすることはいつも意識しています。どこかのパーツを盛ってなりたい顔に近づけるより、それぞれの理想の〝女性像〞を目指して全体を見ながらメークをしていくほうが、断然上手くいくと思います。

茜：笹本さんのメークは繊細さもあり、力強さもあり。洒落感もあり、きちんと感もあり。私たちにも寄り添った的確なアンサーを出してくれる。私も〝なりたい女性像〞をゴールにしたメーク、挑戦してみます！

教えてくれたのは…ヘアメーク・笹本恭平さん

洒落感と美人見えのバランスを押さえたメークが支持を集める。数多くの女性誌のカバーメークから、ファッション、美容企画まで、幅広く担当する人気者。@kyoheisasamoto

〈衣装クレジット〉ブラウス￥19,800（roughlow）ピアス￥45,100リング左手￥49,500 右手￥40,700バングル￥78,100（すべてSARARTH／SARARTH カスタマーサポート）
撮影／嶌原佑矢（UM）〈人物〉、河野望〈静物〉　モデル／堀田茜　ヘアメーク／笹本恭平（ilumini）　スタイリング／田臥曜子　取材／広田香奈　編集／鈴木日向　再構成／Bravoworks,Inc.