Netflixリアリティシリーズ『オオカミちゃんには騙されない』に出演し、大きな注目を集めているFAKY・Mikako(ミカコ)。その魅力に迫る短期連載、今回は自他ともに認める“美容好き”だというMikakoの「美の秘密」にフォーカス。艶やかな黒髪が映えるヘアスタイルのこだわりから初出しの愛用品、さらにはファッション、価値観までMikako流ヘルシービューティの秘訣をとことん聞いてきました。
トレードマークの黒髪ボブ&赤リップ、意外な誕生秘話とは?
―Mikakoさんと言えば、黒髪パッツンボブに赤リップがトレードマーク。これはいつから?
これ、実は私の意思ではなくて(笑)。4人のメンバー編成になった時、8年前かな。グループ全体でビジュアルを変えようとミーティングをしたんです。その時には「髪色は茶色のままで、長さはボブくらいにする?」と言われたのに、そのつもりで次の日に美容室に行ったら「黒髪にして前髪作ります」と急に言われて…(笑)。「Wow! 話が違う!」となりましたね。でも、「変えるんだったら思いっきり変えちゃおう、まわりを信じよう」と思って黒髪ボブにしてみたら、意外と自分でもしっくりきたんです。ひょんなことから今のスタイルになりましたが、それからはずっとこの髪型です。
―ボブのこだわりは?
長さはあごくらいがいちばんベスト。踊るから毛先が遊ぶのも楽しいんですよ。バサっと動くのもパフォーマンスのひとつだと思っているので、レイヤーを入れて毛先の動きまで計算して切ってもらっています。ヘアサロンに行ったら頭を振り回して、「ここ! ここ!」って動く感じをイメージしてもらって(笑)。ヘアサロンには月2回行きます。トリートメントとメンテナンスカット。あとは3カ月に1回は黒染めをします。パキっとした黒髪にしたくて。髪型には結構こだわりがあります。
芯の強さと優しさーこだわりの赤リップに込めた憧れの女性像
―では、普段のメークにこだわりはありますか?
意識しているのは、芯の強さはありつつも心優しさを忘れない女性像。普段からメークはナチュラルです。そして赤リップで彩るのが私のルールです。赤リップがそれを象徴してくれると思っています。でももちろん、アイメークまでばっちりメークをした自分も好き! あとは日焼け止めはマストです。
―とにかく日焼け止めは欠かせないとのことですが、愛用アイテムはありますか?
メークをしない日でも日焼け止めは絶対に欠かしません! 「Direia(ディレイア)」の日焼け止めがとくにお気に入りです。結構いいお値段することもあって、言うのを控えていたのですが…。ファンの方から「どれ?」と聞いていただくことも多いので、今回せっかくだし特別にお答えしちゃいます♡ 「ラ ロッシュ ポゼ」の下地もお気に入りです♡
大人になるにつれシンプル派に。ファッションへのこだわり
―自分らしさを表現するにはメークはもちろんファッションも大きく関係すると思いますが、お気に入りのファッションテイストは?
モードでシンプルなスタイルが好きです。10代後半や20代になったばかりの頃は全身黒みたいなちょっと背伸びした締まる色を着て大人っぽく魅せたかったんです。でも、大人になるにつれて白が好きになりました。最近白Tをよく着るようになりましたね。流行りよりも自分がいま心が動くものをまといたいと思うようになってからは、シンプルなものが好きになりました。
―ちなみに好きなブランドはありますか?
いっぱいあります。どれから言おうかな(笑)。最近は「Courrèges」が好きです。あとは「PRANK PROJECT」という「MAISON SPECIAL」の姉妹ブランドと、「PERVERZE」はマストで見ます。あとは、お洋服を探して街をうろうろすることも多いので、出合いで決めることが多いですね。
―普段どこでお買い物しますか?
表参道、原宿、渋谷、代官山をまわります。決まってチェックするお店もありますが、適当にふらっと入ることも。「ビビッとくる」じゃないですけど、いい洋服に出合えたと感じた時しか服を買わないようにしています。あとは、ずっと着ることができるかどうかもチェック。試着は必ずします。ネットで購入するのではなく、実際に手にとって買いたい派です。
―「買う!」と思う決め手は?
試着したうえで、気持ちが動くかどうか。少しでも悩んだときは買いません。悩んだものってやっぱりすぐに使わなくなるんですよね。逆に「これ買う」と思ったら買わないと気が済まないタイプ。だから、ワードローブには気に入ったものしかないです。そのぶんお洋服を手放すのが苦手で…クローゼットが大変なことになっています(笑)。
磨き抜かれたボディの秘訣は…ワークアウトの定番メニュー
ーすらりと伸びた脚や鍛えられた腹筋など、磨き上げられたボディの秘訣は?
週3、1回につき45分のランニングと、スクワット&プランク。パキパキに鍛え上げるよりもしなやかな体が憧れ。インナーからキレイにしたいので、体幹トレーニングをすることが多いです。プランクは3分くらいなら余裕。プランクって自分との戦いで、結構好きなんです。スクワットは3種類をそれぞれ30回ずつはマスト。日々のワークアウトとダンスレッスンで、グループ結成後10年で体型に変化ナシ!です。
ーCLASSY.では“ウェルビーイング”という価値観と大切にしていますが、Mikakoさんが心も体もハッピーでいるために心がけていることはありますか?
セルフラブ、自分を大事にすることですね。自分のことを愛せないと、他人のことも愛せないと思うんです。だからまずは、とにかく自分の心を聞いてあげることが大切だと思っています。私はひとりで過ごす時間が好きで、ひとりの時間を大切にするタイプ。お仕事が終わったら、すぐに帰って自分の時間を作るようにしています。お買い物に行ったり、ゆっくり映画を観たり、音楽を聴いたり、ご飯作ったり…何気ないことをするだけですが、そういうひとりの時間を過ごすことで、自分の心の声や体の声をしっかり聞いてあげることが大事かなって。
―ちなみに、自己肯定感が高いとマネージャーさんから聞きましたが、ご自身ではどう思いますか?
(即答で)高いと思います! 「可愛いね、キレイだね」と言われることってすごくうれしくて、そこに違和感を感じないんですよね(笑)。謙遜して「そんなことないですよ」と言おうとは思わなくて。「どうもありがとうございます」って、普通に受け入れちゃいます。
―セルフラブを意識するようになったのはいつから?
昔は求められる役割を意識しすぎて、自分らしさを見失って、自信をなくしたこともありました。自分の心の声を聞いてあげられていない自分がすごく嫌になっちゃったんです。でもその経験があったからこそ、自分を大事にすることの大切さに気づくことができました。でも、自己肯定感は高いです、と言いつつ私は常に自分のことがカッコ悪いと思っているんです。そんな自分を認めつつ、もっと強くなれたら素敵だなとか、もっと弱くても大丈夫だよ、って考えていて。自分に自信がなくてもいいんです、ありのままの自分を認められるのが素敵ですよね。
あとはもうひとつ、これが自分だからと頑なになるんじゃなく、柔軟に考えることも大事だと思っています。人に言われたことに対して、「絶対に嫌だ」とは思うんじゃなく、その意見に耳を傾けてちゃんと自分の中に取り入れられる人間でいたいと思うし、そのバランスをうまく取りながら周囲をコミュニケーションを取れる柔軟さを忘れずにいたいです。
PROFILE
Mikako(ミカコ)。1994年6月7日生まれ。29歳。A型。福岡県出身。ルーツもスタイルも異なる最強の5人が集結(=ユニオン)して誕生した5人組ガールズグループ「FAKY」のメンバー。黒髪ボブへアと美肌、ショートパンツに映える美脚がトレードマーク。メンバー1のファッションリーダーとして、FAKYのビジュアルコーディネートを担当し、独自のファッションセンスで幅広い世代から注目を集める。6月11日から配信スタートしたNetflixシリーズ『オオカミちゃんには騙されない』(毎週日曜 後10:00独占配信)に出演中。
2024年1月13日、KT Zepp YokohamaにてFAKYワンマンライブも決定!
>詳細はこちらから
<衣装詳細>
ストライプシャツ¥5,990タンクトップ¥3,990ショートパンツ¥4,990(Gap/Gap新宿フラッグス店)
<お問い合わせ先>
Gap新宿フラッグス店 03-5360-7800
撮影/田形千紘 メーク/桑野泰成(ilumini) スタイリング/中村真弓 取材/石津愛子 構成/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)