意外と知らなかった!?「大人の毛穴が目立ちやすくなる原因」毛穴のプロの回答は

肌質によっては、10代の頃から悩んでいる人も多いという毛穴。そして高温多湿な夏になると、毛穴問題はさらに深刻化します。この夏こそ毛穴ケアに本気で向き合いたい人は必見。プロに聞いた徹底した＂毛穴管理＂で、私たちの肌の治安は守られる！

意外と知らない落とし穴!〝アラサー毛穴〞の正しい知識、いくつ知ってる?

毛穴にトラブルがあると美しい肌印象を阻害します。原因を見極めて正しいケアを

あらゆる美容の治療の中でも、毛穴治療を目的にして初めて美容クリニックにいらっしゃる方が多いです。年齢や性別を問わず、多くの方が毛穴に関して悩みを抱えています。また、当院の集計データでは、２０１６年から２０２１年の５年間で、毛穴治療の申込者数は約２･５倍に増えました。皮脂の分泌量が増える夏（６月〜８月）は、冬（12月〜２月）に比べて申込者数が約１･６倍まで増加。特に最近は、〝毛穴管理〟への意識の高まりを実感しています。
肌のキメが整っていると毛穴は目立ちにくいですが、毛穴トラブルがあると肌の透明感や美しい肌印象を阻害します。まずはご自身の毛穴トラブルがどのタイプであるのかを知り、その原因を見極めることから始めてください。誤ったスキンケアで毛穴トラブルを悪化させているケースも多いので、正しい知識と対策が必要に。加えて30代は加齢による毛穴悩みも増える時期なので、その対策もしていきましょう！

Q1.毛穴悩みにはどんなものがありますか？

【回答】代表的なのは詰まり毛穴・開き毛穴・たるみ毛穴。まずは毛穴タイプを見極めることが改善への近道！

毛穴悩みにも様々な種類があります。第一歩はご自身の毛穴タイプがどれに当てはまるのかを、見極めることから！さらにその原因を知った上で、対策をしていくことが重要です。

【詰まり・黒ずみ毛穴】
過剰皮脂と剥がれ落ちた角質が毛穴の中で混ざり、詰まると角栓に。長時間留まると酸化が進み黒ずみます。

【たるみ毛穴】
加齢によりコラーゲンが減少し、肌の弾力が失われていきます。頰内側の毛穴がしずく形に凹んで見えます。

【開き毛穴】
皮脂の多いTゾーンにできる、丸形の毛穴。角栓を除去後、きちんと引き締めないと毛穴は開きっ放しに。

【詰まり・黒ずみ毛穴】
過剰皮脂と剥がれ落ちた角質が毛穴の中で混ざり、詰まると角栓に。長時間留まると酸化が進み黒ずみます。

【たるみ毛穴】
加齢によりコラーゲンが減少し、肌の弾力が失われていきます。頰内側の毛穴がしずく形に凹んで見えます。

【開き毛穴】
皮脂の多いTゾーンにできる、丸形の毛穴。角栓を除去後、きちんと引き締めないと毛穴は開きっ放しに。

【詰まり・黒ずみ毛穴】
過剰皮脂と剥がれ落ちた角質が毛穴の中で混ざり、詰まると角栓に。長時間留まると酸化が進み黒ずみます。

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Q2.毛穴が目立つ原因は何ですか？

【回答】生まれつきの肌質もありますが、日頃の誤ったスキンケアや年齢的な変化によって毛穴が目立ってくることも！

たとえば肌摩擦により角栓を毛穴に押し込んだり、乾燥による過剰な皮脂分泌、UV対策をしていないなど日頃のお手入れも毛穴悩みを悪化させる原因に。また加齢によって毛穴悩みが出てくる人も多いです。

Q3.毛穴はホームケアでキレイになりますか？

【回答】毛穴の深さは3～5㎜あります。みなさんが想像されているより深くまで穴が開いているので、ホームケアだけでは難しいのが現状

実は毛穴はかなり深さがあるので、ホームケアだけで完璧にケアをするのは難しいです。また乾燥やターンオーバーの乱れでキメが乱れると、よりコラーゲンが減ってたるみ毛穴が進行します。保湿対策はしっかり！

教えてくれた”毛穴のプロ”は...

タカミクリニック 副院長 山屋雅美先生
ニキビ・毛穴などの美肌治療からエイジングケア治療まで、タカミクリニックの全診療の監修を行う。

撮影／五十嵐 洋（静物）、今井 遥（人物）　イラスト／本田佳世　取材／広田香奈　再構成／Bravoworks.Inc