柏木由紀さん「まるで子どもを送り出す気持ちです」コスメブランド「upink」プロデュースに込めた思いとは？

AKB48の現役メンバーであり、“ゆきりん”の愛称で人気を集める柏木由紀さん。CLASSY.ONLINEの特集ページで「もし、ゆきりんが〇〇だったら…」の妄想ストーリーに乗せて7つのワークスタイルコーデを披露したくれた柏木さんが、この春コスメブランド「upink（ユーピンク）」をローンチしたことをご存じですか？ ゆきりんならではの“かわいい”を追求したアイシャドウパレットやチーク、リップスティック…アイテム開発に込めた想いを、教えてもらいました。

自分の思う“かわいい”を形にできた100点満点の自信作

—プロデュースを手掛けるコスメブランド「upink(ユーピンク)」が発売されました。「upink」が誕生したきっかけを教えてください。
元々、唯一の趣味と言えるくらいコスメが大好きで、色々試す中で「こういうのがあったらいいな」という思いがずっとあったんです。でも自分がコスメをプロデュースするなんてハードルが高くて。なかなか踏み出せずにいたのですが、今回お声をかけていただいて、密かな夢が実現しました。

—ブランドの立ち上げから携わったプロジェクトだと聞きました。どんなところにこだわりましたか？
最初の段階で、「トレンドやみんなが好きなもの」と「自分が好きなもの」のどちらに軸を置くか迷ったのですが、まずは自分が熱量を持ってオススメできるものを作りたいと思い、自分が好きなピンクをテーマに掲げました。ロゴのイメージもデザイナーさんに伝えて、何パターンも作っていただいた中から厳選。ピンクってこんなに種類があるんだって、改めて感じました。実際に商品の出来上がりを見たときは、こんなに理想通りの形になるんだって、感動するくらいうれしかったです。自分の好きな“かわいい”をコスメで表現できたし、100点満点の自信作が完成しました。

アイテムは全3種！ テーマは“大人が使えるピンク”

気になるアイテムラインナップは…

クリーミーなツヤ＆発色がつづくピンクリップ。赤とピンクの中間のような絶妙な色合いは、どんな雰囲気にも絶妙にマッチ。“大人かわいい”を叶える口元に。

グリッター・シマー・マットと異なる質感のアイシャドウが1つになったパレット。ふんわり発色するから重ね塗りも簡単。その日のモードに合わせたアイメイクが楽しめます。

オイルとワックスを組み合わせることで、ひと塗りで肌にしっかり密着。べたつかず、サラッとした仕上がりなのに、じゅわっと透明感のある血色感の叶うチーク。

クリーミーなツヤ＆発色がつづくピンクリップ。赤とピンクの中間のような絶妙な色合いは、どんな雰囲気にも絶妙にマッチ。“大人かわいい”を叶える口元に。

グリッター・シマー・マットと異なる質感のアイシャドウが1つになったパレット。ふんわり発色するから重ね塗りも簡単。その日のモードに合わせたアイメイクが楽しめます。

オイルとワックスを組み合わせることで、ひと塗りで肌にしっかり密着。べたつかず、サラッとした仕上がりなのに、じゅわっと透明感のある血色感の叶うチーク。

クリーミーなツヤ＆発色がつづくピンクリップ。赤とピンクの中間のような絶妙な色合いは、どんな雰囲気にも絶妙にマッチ。“大人かわいい”を叶える口元に。

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—それぞれのアイテムの推しポイントを教えてください。
アイシャドウは、ピンク好きな人にはもちろん、普段はブラウンやオレンジ派でなかなかピンクには手が出せない人も使いやすい色味を見極めました。ピンクが「かわいすぎる」とか「腫れぼったく見える」という悩みも解消できるように、繊細なラメにしたり、締め色ピンクはブラウンに近づけて馴染む色味にしたり。“大人が使えるピンク”をテーマに、これひとつでアイメークが完成するパレットを追求しました。組み合わせによって何パターンもアイメークが楽しめるのもポイントです。パッケージは擦りガラスでオシャレ見えも意識しました。

練りチークは、お風呂上がりの自然な血色感を表現する色味にこだわりました。高密着でヨレにくいから、練りチークに馴染みがない人も使いやすいと思います。リップとしてもアイシャドウとしてもマルチユースできるので、これひとつ持ち歩いていれば、外出時のメーク直しもスムーズ。コンパクトなバッグでも持ち運べるように薄くて軽いパッケージにもこだわりました。気軽に手軽に使ってもらいたい万能アイテムです。

リップは、ネーミング通り、まさにチェリーのような使いやすい赤ピンクと、ちゃんと潤うテクスチャーを追求しました。透け感のある色味なので、塗り方次第で発色を変えられるのもポイント。ナチュラルに仕上げたいなら一度塗り、発色させたいなら重ね塗り、と塗り方次第で色味の調整ができ、色の持ちがいいところもお気に入りです。

発売日を迎えて…「子どもを世に送り出す気持ち。自分が表に出るより緊張します」

—アイドルとして培った経験が、コスメプロデュースに活きた部分はありますか？
アイドルの仕事では、分かりやすく目元をキラキラさせたり、長時間落ちないリップを選ぶことが多いのですが、そういうメークをやりすぎない程度に日常でも取り入れたいと思っていました。なので、今回のコスメは、キレイに発光するラメとか色持ちのいいリップとか、いつもステージ上で意識することを押さえつつ、普段使いできるものに落とし込んでいった感じです。商品名やカラーネーミングもアイドルに寄せて考えたもの。「シャインオンステージアイパレット」や「ドリーミーグロウチーク」など、かわいいを突き詰めたネーミングにも、アイドルの経験が活きていると思います。

—初めてのコスメプロデュース、いかがでしたか？
ここまで愛情をかけて、試行錯誤や作り直しを繰り返して、何かを形にしたことが初めてだったので、発売日は子どもを世に送り出す気持ちでした。自分が愛情をかけたものが世に出るのは、自分が表に出るより緊張します。幅広い世代の方に、自分が好きな“かわいい”に共感してもらえたらうれしいです。

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シャツ￥23,100（アストラット／アストラット 新宿店）パンツ￥49,500（スタニングルアー／スタニングルアー 新宿店）イヤリング￥7,350（アビステ）ブレスレット￥9,350（イン ムード／フォーティーン ショールーム）

＜SHOP LIST＞
アストラット 新宿店　03-5366-6560
アビステ　03-3401-7124
スタニングルアー 新宿店　03-5321-9416
フォーティーン ショールーム　03-5772-1304

撮影／西崎博哉〈MOUSTACHE〉(モデル)、五十嵐洋(静物)　ヘアメーク／木部明美〈PEACE MONKEY〉　スタイリング／平沼洋美　取材／坂本結香　構成／宮島彰子〈CLASSY.ONLINE編集室〉