真実のモテ香水を探す旅①

こんにちは、編集長の今泉です。

こんにちは、編集長の今泉です。化粧品会社から送っていただく新製品のなかでも、誌面だとなかなか伝わりにくいという理由で、紹介する機会が少ないのが香水です。シーズンごとに新しいものがどんどんリリースされるので、ほっとくとドラえもんの秘密道具「バイバイン」をかけたように増えていく…。

そこで、「この香水はこんな人につけてほしい!」という独断と偏見と妄想に満ちた連載で、この香水たちをかたっぱしから紹介していきたいと思います。

第一回としてピックアップしたの

第一回としてピックアップしたのはメゾン フランシス クルジャンのア ラ ローズ オードパルファム。“薔薇を持つマリー・アントワネット王妃(仏名:ア ラ ローズ)」のポートレートをモチーフに、フランシス クルジャンが日本のためにつくった特別なフレグランス”だそうです。

発表会ではしおりのような紙に吹

発表会ではしおりのような紙に吹きかけて試してみるのですが、やっぱり人の肌につけないとよく分かりません。とはいえ、女性スタッフに吹きかけて匂いをかぐわけにはいかないので、自分の腕につけてみることにしました。よって、この日はずっとレディースの香りがする羽目に。妻に浮気を疑われたら、このページを見せたいと思います。

名前にローズがついてるし、ねっとり濃厚なんだろうなぁと思ってたら、つけた瞬間にすごく爽やかな香りが。HPで確認したら、トップノートは、ベルガモット、レモン、オレンジと柑橘系。いい意味で裏切られました。しばらくしたら、ローズの香りに瑞々しいスミレの花が加わり、とても女のコらしくて清潔感たっぷり。

これをつける人は、毎日きちんとメークして、着てる服にシワや毛玉なんかひとつもない。いつも笑顔を絶やさず、誰とでも楽しげに話すけど、適度な距離感を保ってる…。そう、それはあだち充先生の名作『みゆき』に出てくる鹿島みゆきのような人。高嶺の花なのに親しみやすい、まさに男の理想!

この日の夜、お蕎麦屋さんで会食だったのですが、普段は最後にお漬物をボリボリやりながら飲んだくれるのに、この香水で女度がマックスに高まった私は、デザートを3種類も頼んでキャッキャしてしまいました。恐るべしア ラ ローズ。

 

メゾン フランシス クルジャン『ア ラ ローズ オードパルファム』

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