長引くマスク生活や季節の変わり目で、何だか肌の調子がパッとせず鏡に映る自分を見るたびため息…なんて人も多いのでは? 肌悩みに応じたコスメを使ってアラをしっかり隠しつつ〝元から肌がキレイな人〞に見せる――韓国発の「クアンク肌」なら、自己肯定感さえも上がりそう!
「クアンク肌」とは?
「クアンク」とは韓国語で〝着飾っているようで着飾っていない〞という意味。韓国はベースコスメの種類が豊富で、薄く塗り重ねるのが普通です。欠点は隠すけど作り込んだように見せない、究極のナチュラル肌のこと!
美肌な韓国女優たちもちゃんと〝仕込み〞をしてるんです
今をときめく韓ドラ女王も、みんな〝クアンク肌〞!「 愛の不時着」のソン・イェジンはみずみずしいツヤ感、「青い海の伝説」のチョン・ジヒョンはくすみ知らずの透明感、「ボーイフレンド」のソン・ヘギョはキメ細かな陶器肌が憧れの的!
「クアンク肌」がベースメークの概念を変える!?
Georgeさん×リーダーズ座談会
Georgeさん[写真右・以下、G]:みんなはベースメークでどんな肌を目指してる?
中瀬古さん[写真右中・以下、中]:〝きっと素肌もキレイなんだろうな〞って思わせる、ナチュラルだけど隙のない肌が憧れです。韓国ドラマの女優さんたちの肌が、まさにそう!
藤田さん[写真左・以下、藤]:わかります! でも、赤み、テカり、毛穴など、肌悩みがありすぎて…。マスク生活を言い訳に、ついベースメークを疎かにしちゃっています。
東さん[写真左中・以下、東]:悩みに対して、どんなアイテムを使えばいいか、種類がありすぎて選べず…。手持ちのコスメでカバーしようと頑張ると、厚塗り感が出てしまうのが悩みです。
G:韓国では、「クアンク=飾っているようで飾っていない」という言葉が流行中。ベースメークも、薄く塗り重ねるけれど作り込んでいるようには見せない、「クアンクな肌」が主流なんです。
藤:まさにそういう肌が理想的! 私は肌の赤みが気になるんですが、グリーンなどのカラー補整下地を全顔に使うと白浮きしてしまって…。
G:肌色補整下地は、色ムラが気になる部分のみに仕込むのがコツ。全顔に使ってしまうと、肌の色ムラの差が埋まらないんです。
東:なるほど! 私は、Tゾーン&頰の広範囲な毛穴が悩みです。コンシーラーの毛穴落ちや皮脂崩れで、余計に目立ってしまうことも…。
G:毛穴の開きや赤みは、乾燥が原因の場合も。しっかり保湿するだけでも、毛穴の開きや赤みがかなり軽減されるはず。そうすれば、ベースメークの仕込みが薄くても大丈夫だし、化粧もちも良くなります!
中:スキンケアも大切なんですね。私は、ナチュラルだけど隙のない〝ちゃんと仕込んだ肌〞には憧れつつも、やっぱり時短が気になってしまい…。下地+ファンデのみで、ALLカバーできるアイテムなんてありますか?
G:正直、それは肌の土台次第かな…。肌悩みに応じて繊細に作り込まないと、「ナチュラルだけど隙のない肌」は難しいです。ただ、スキンケアで肌悩みを解消していけば、もちろん工程は少なくなります!
中:そうですよね(笑)。とはいえ、やっぱり韓国の女優さんみたいな美しい肌作りをマスターしたい!
藤:自分に合った肌作りを知って、自己肯定感を上げたいです!
東:色ムラやくすみ、毛穴など、肌悩みに応じたベースの作り方をしっかりお勉強したいです。
撮影/花村克彦〈人物〉、草間智博(TENT)〈静物〉ヘアメーク/George 取材/亀井友里子 協力/AFLO 再構成/Bravoworks.Inc