マスクをしているから日焼けしない、は大間違い!マスクを通して紫外線はしっかり肌に到達しているのです…。石井美保さん、道重さゆみさんをはじめとする美しき美容賢者10人に今年を託すUVケアアイテムについてお話を聞きました。
【石井美保さん × 道重さゆみさん】美白美女2人が今年のUVケアについて対談!
最新の日焼け止めはつけ心地が軽く白浮きしないのは当たり前。+αの美容効果で目的別に選ぶ時代です。SPF値だけでなく、ハリ・シワのケアができるエイジング系、補整効果、ブルーライトから肌を守ってくれるものなどを上手に使い分けましょう。(石井さん)
トップス¥16,500スカート¥35,200(ともにソブ/フィルム)ピアス¥22,000(アガット)リング¥90,750(アーカー/アーカーギンザシックス店)
道重さんが最新のUVケアについて石井さんに直球質問!
道重:今はマスク前提の生活ですが、マスク生活ならではの日焼けの注意点などはありますか?
石井:マスクの摩擦で日焼け止めがとれてしまう可能性があるので、まずはしっかり塗るということですね。あと、マスクの下で蒸らされたり乾燥したり肌が過酷な状況に置かれるので、保湿力の高いものを使ったほうがいいと思います。
道重:確かに。30代になってからは特に保湿は意識しています。
石井:マスクをすることで呼吸が浅くなったり、コロナ禍による精神的なストレスもあって、肌がくすみやすくなっています。トーンアップ系のアイテムはマスク時代の強い味方になりますね。
道重:マスクで日焼け止めがとれやすくなるということでしたが、メークの上からうまく塗り直す方法はありますか?
石井:外でメークの上から日焼け止めを塗り直すって、正直難しいですよね。お勧めの方法はSPF値の高いクッションファンデを重ねること。お粉を重ねるとパサパサになったりヨレてしまうので避けたほうがいいですよ。
道重:日焼け止め以外で効果的な日焼け対策はありますか?
石井:私は日傘と、目から受ける紫外線の影響も考えてUVカットのコンタクトレンズを使っています。あとは飲む日焼け止め“ルミエラブ”を365日飲んでいます。
道重:365日…!飲む日焼け止め、気になっていました。
石井:毎日飲むと“うっかり日焼け”もなかったことにできるので、私の日焼け対策に欠かせません。
道重:私はうっかり日焼けをしてしまった日はシートパックをしていますが、日焼けをした後のお勧めのケア方法や逆にNGなことはありますか?
石井:日焼けした肌は実際にヒリヒリしていなくても肌の奥では炎症が起きています。そこに突然パックをしてしまうと逆効果で炎症が悪化することがあるんですよ。
道重:パックがNG!?
石井:そうなんです。まず炎症を鎮めるケアが必要なので、冷やして保湿。とにかくこれが重要です。
道重:いいと思ってやってきたことが逆効果とはショックです!
石井:24時間以内に冷やして炎症を鎮めて、美白成分が入っているパックは翌日以降がいいですね。
道重:美容は好きですが、知らないことがたくさんありますね。
石井:30代の日焼けケアで40代の肌が変わってきます。未来の肌のためにしっかりケアしましょう!
石井さん愛用のUVケアアイテム
PROFILE
【石井美保さん】1976年生まれ。美容家、美肌サロン「Riche」代表。確かな技術と豊富な美容知識で幅広い世代から支持を集める。CLASSY.ONLINEで連載中。
撮影/神戸健太郎(人物)、五十嵐 洋(静物)ヘアメーク/室橋佑紀<ROI> スタイリング/三好 彩 撮影協力/AWABEES 再構成/Bravoworks.Inc