朝起きたら昨日までは気にならかった毛穴が出現…! そんな時に一発逆転を狙えるのが、毛穴開きの原因である乾燥、または過剰な皮脂分泌をコントロールしてくれるマスク。毎日使える手頃なプライスなのにしっかり即効性を感じられる名品をベテラン美容ライターが厳選しました。
毛穴にきく朝用マスク選びのポイント
「朝起きたらなぜか毛穴がパカッと開いていて困ったっていう経験、誰にでもあるはず。睡眠不足や乾燥など原因はいろいろですが、シートマスクや塗るパックで手早く潤い補給するのが毛穴を黙らせる近道です。そのあとメークすることを考えれば、濃厚な液がしみこんでいるものではなく、軽やかな使用感のパックのほうがベースメークの邪魔になりません。時間がないなら5分でもOK。ベースメークのノリも圧倒的によくなるので、肌調子がイマイチのときは朝マスクをお試しあれ」(美容ライター・穴沢玲子さん)
毛穴開きが気になる朝に最適のシートマスク5選
1 バリアリペア シートマスク なめらか
乾燥毛穴を改善してハリ・ツヤもUP!
「キメを整えてくれるセラミド様成分をたっぷり配合しているシートマスク。美容液がヒタヒタにしみ込んでいるので、カサついて毛穴が開いている肌も1回でしっとりなめらかに。ハリとともにツヤもよみがえるので、肌全体の印象が格段にアップします。乾燥して毛穴が開いている場合は、凹凸だけでなくくすみも気になることが多いもの。潤い補給とともにトーンアップまでできるマスクを投入してみて!」
【こんな人にお勧め】朝の肌状態がかなり悪いときに。
バリアリペア シートマスク なめらか<5枚入り>¥770(マンダムお客様相談室 ☎0120-37-3337)
2 ルルルン バランスうるおいタイプ
テカリと乾燥が混在する肌の常備薬マスク
「いま注目の肌フローラに着目したマスク。バランスを整えてくれる効果があるので、皮脂テカや乾燥などさまざまな悩みが混在する肌にピッタリです。化粧水感覚で使えるマスクというだけあって、毎日使える価格設定もうれしい。今回のリニューアルで成分がより贅沢になったり、マスクが取り出しやすくなったりしているので、特別な日用というより“デイリー使いのためのマスク”として常備しておくと心強いと思います」
【こんな人にお勧め】皮脂テカとカサつきが混在する混合肌に。
ルルルン バランスうるおいタイプ<10枚入り>¥528(グライド・エンタープライズ ☎0120-200-390)
3 ミノン アミノモイスト すべすべしっとり肌マスク
肌が過敏な時期にも潤いを与えてくれる
「Tゾーンはテカるけれど頬のあたりは乾燥する。でもどちらにしても毛穴は目立つという混合肌のためのスキンケアラインにシートマスクが仲間入り。水分だけでなく必要な油分も補うことで、矛盾の多いアラサーの肌を落ち着かせてくれます。季節の変わり目や生理周期など、肌が過敏になりがちな時に安心して使えるところも美点。さっぱりした使用感だけど確実に潤いを与えてくれて、使い続けるうちに毛穴開きなどの悩みが少なくなっていくのを感じるはず。ライン使いすると、さらに効果実感も高まります」
【こんな人にお勧め】混合肌でさらにゆらぎがちな人に。
ミノン アミノモイスト すべすべしっとり肌マスク<4枚入り>¥1,320(※編集部調べ)(第一三共ヘルスケア お客様相談室 ☎0120-337-336)
4 マジョリカ マジョルカ ミルキースキンマスク
これ1つでファンデ前の全工程をカバーできる!
「毛穴もくすみも気になるけれど、シートマスクしている時間ないです」っていう時の救世主。化粧水、乳液、保湿マスク、トーンアップ、メーク下地と5つの機能を備えており、洗顔後に使えばすぐファンデを塗れるという便利さも忙しい朝向き。かなりトーンアップ効果が高いので、顔全体にのばした後、手のひらに残ったものを首や耳に薄くつけておくと白浮きせずに一体感が出ます。乾燥毛穴はもちろん、黒ずみ毛穴なんかも目立たなくなるのがうれしい!」
【こんな人にお勧め】とにかく朝、時間がないという人に。
マジョリカ マジョルカ ミルキースキンマスク<GRミントグリーン>¥1,320(資生堂お客様窓口 ☎0120-81-4710)
5 メラノCC 集中対策マスク
ビタミンC誘導体が皮脂毛穴も乾燥毛穴もケア
「過剰な皮脂をコントロールする効果のあるビタミンC誘導体がたっぷり。皮脂分泌が多いせいで毛穴が開いているときはもちろん、紫外線ダメージで乾燥して毛穴が目立つときにも効果的。美白効果も高いので、くすみや色ムラ、シミケアも同時にしたいという時に試してほしい」
【こんな人にお勧め】毛穴もシミもくすみも気になる人に。
メラノCC 集中対策マスク<20枚入り>¥990(※編集部調べ)(ロート製薬お客さま安心サポートデスク ☎06-6758-1272)
毛穴用マスクの名品を教えてくれたのは
穴沢玲子さん
「VoCE」を始めとする美容誌や女性ファッション誌で長年、ビューティー記事を担当。豊かな知見と最新のデータに基づくスキンケア企画を手がける。特に毛穴ケアについては個人的にも思い入れがあり、長年数え切れないほどのコスメやクリニックでの施術を試している。
撮影/五十嵐 洋 構成/中畑有理(CLASSY.編集部) ※商品の価格はすべて税込み表記です