暑さとマスクによる蒸れで、例年以上に、メークが崩れる今年の秋。そこで、過酷な舞台環境の中でも、いつだってベストをキープしている宝塚の元娘役トップスターに取材!去年の10月、惜しまれつつ退団した綺咲愛里さんに、そのテクニックを教えてもらいました。第2回目は、崩れないアイメークを紹介します。
柔らかいベージュを重ねてワントーンの目力を
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[右から]素肌の延長のような輝きをつくるマルチハイライター。トーン ルミナイザー 02¥3,000(トーン)ベージュをベースとしたグラデーションなので、自然な目元に。ルナソル スキンモデリングアイズ 01¥5,000(カネボウ化粧品)一重・奥二重に理想的な角度130°まつげを手軽に実現できるカーラー。アイプチ® ビューティ フィットカーラー<替えゴム2個付き>¥1,500(イミュ)あらゆるにじみの原因に強いパーフェクトプルーフ処方。細いラインも描きやすい! アイプルーフ ウルトラスムースアイライナー ブラックブラウン¥1,200(BCL)
how to make up
印象を変えるアイメークは、時々遊んで、チャレンジすることも
「今はwithマスクの時代で、目元しか見えないため、アイメークはきつくならないように心がけています。アイシャドウはベージュ系、アイラインも黒ではなくこげ茶をチョイス。また、アイメークは、左右対称に見せることに気を付けていて、アイラインの太さやまつげの高さで微調整しています。アイシャドウをのせる前に、ベースを塗ること、アイシャドウで濃くグラデーションを作るのではなく、薄くやや立体感がでる程度にのせること、またマスカラがにじまないようにまつげをしっかり上げてからマスカラを塗ることで、湿度の高い日でもアイメークが、1日ヨレないように工夫しています。宝塚時代は役によってアイメークを変えていたので、メークで変身できる楽しさは人一倍知っている方だと思うんです! ナチュラルな印象が好きなので、基本はブラウンメークですが、気分や服によって、ピンク系にしてみるなど遊ぶことも。似合うかどうかは、まずやってみないとわからないですし、自分が楽しいことが1番大事だと思うから、これからも『これしか似合わない』にとらわれずにチャレンジしていきたいです」
Profile
綺咲愛里(きさき あいり)さん・2010年宝塚歌劇団に入団。愛らしいビジュアルで早くから注目を集め、新人公演のヒロインなどを経験後、2016年に星組トップ娘役に就任。『スカーレット・ピンパーネル』のマルグリット・サン・ジュストや『うたかたの恋』のマリー・ヴェッツェラ、『霧深きエルベのほとり』のマルギット・シュラックなど、様々なタイプのヒロイン像を華やかに演じ分けた。2019年退団。現在は女優として活躍。
フェイクレザーパフスリーブトップス¥7,900(RANDA) ピアス¥2,800(Mignonjour/Room403 表参道本店) [右]リング¥52,000(マリハ/マリハ 伊勢丹新宿店) [左]リング¥3,182(ROOM/サードオフィス)
お問合せ先:イミュ 0120-371367、カネボウ化粧品 0120-518-520、トーン 03-5774-5565、BCLお客様相談室 0120-303-820
AKTE 03-4400-6195、サードオフィス 03-6825-8508、サンポークリエイト 082-248-6226、バロックジャパンリミテッド 03-6730-9191、BONUN OMOTESANDO 03-5464-3056、マリハ 伊勢丹新宿店 03-6457-7128、RANDA 06-6451-1248、Room403 表参道本店 03-6452-6707
撮影/寺田茉布(LOVABLE)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 モデル/綺咲愛里 ヘアメーク/室橋佑紀(ROI) スタイリング/鳥山悦代 取材/味澤彩子 構成/CLASSY.ONLINE編集室