妻に内緒で、他の女性と不倫に走る夫。そんな一時の快楽に溺れ、家庭を顧みない自己中心的な行動に走った男性でも、時には不倫を後悔することがあるのだとか。
そこで今回は、”既婚男性が不倫を後悔した出来事”を、実際に不倫経験のある男性にインタビュー。「不倫なんてしなければよかった……」と感じたという話をまとめます。
1.妻に不倫を疑われたけれど…
「ある時、妻に真剣なトーンで『最近、何かあった?』と聞かれて、これは不倫を疑われているなと感じたんです。その時はとっさに『いや、特に何もないよ。どうして?』と返したら『何か、様子がおかしい気がしたから。突然ごめんね』とだけ言われて終わったのです。でも、他にも何か言いたそうな感じでした。何だか、妻を裏切っているようですごく申し訳ない気持ちになりましたね」(34歳男性・医療関連)
妻が不倫を疑っていることを感じつつも、平静を装ったことに後悔したというこちらの男性。妻としては、夫が疑惑を否定したらもやもやしつつもその言葉を信じるしかありませんよね。
自分で嘘をついておきながら後悔をしたといっても、それこそ“自業自得”。後悔するくらいなら、最初から不倫をしないでほしいものですよね。
2.子供から軽蔑の目で見られ…
「会社の部下と不倫をしていましたが、妻にバレて不倫相手は自主退社、自分も左遷や減給など罰を受けました。不倫の代償は重々承知でしたが、それでもやめられなかった自分の責任です。でもやっぱり、一番きついのは家族の目ですね。特に子供から軽蔑の目で見られるのが辛いです。妻は当然ですが、子供も妻から話を聞いているのでしょう。小学生とはいえ、自分が妻に内緒でどんなことをしていたのか、何となく理解しているようです」(36歳男性・通信関連)
家族に不倫がバレ、妻の意向で離婚はしないということになったものの、妻や子供から軽蔑の目を向けられ不倫を後悔しているという男性。万が一、不倫が発覚したらどうなるのか。そのリスクを知りながらも、気持ちを止められずに不倫関係を続けてしまう男性は多いようです。
気持ちが止められないとはいっても、家庭がある身としてはあまりにも軽率すぎますよね。不倫をしたらどうなるのかが理解できているのであれば、思い留まってほしいものです。
3.不倫がバレて仕事をクビに…
「昨年、社内不倫で会社をクビになりました。妻とも離婚し、慰謝料や子供の養育費などでコツコツ貯めてきた貯金も一気になくなり、仕事探しも難航。こんなことになるのなら、不倫を始める前に何としてでも思い留まれば良かったと後悔しています」(35歳男性・金融関連)
たとえ一度きりの過ちであっても、一瞬にしてこれまで築いてきた地位や財産を失ってしまう場合もあります。不倫している最中は「バレなければ良い」などと軽く考えているのかもしれませんが、失ってから大切なものに気付くのでは、あまりにも遅すぎますよね。不倫によって失うものの大きさは計り知れません。
4.不倫相手が妊娠…
「自分では気を付けていたつもりだったのに、不倫相手から『妊娠した』と言われた時は血の気が一気に引きました。相手は『産みたい』の一点張りでしたが、こちらは『認知はできない』と言うことと、謝ることしかできなくて。とりかえしのつかないことをしてしまったと後悔しかありません」(33歳男性・不動産関連)
うっかり不倫相手を妊娠させてしまい「不倫なんてするからこんなことに……」と後悔する男性もいるそうです。
妊娠のリスクをよく考えず、短絡的な気持ちで行為に至ってしまったのでしょうか。すべては自分の軽はずみな行動による結果。しっかりと事実を受け止めて、誠意ある対応をしてほしいもの。
いかがでしたか? 不倫を後悔する男性は多いようです。今後このようなことが一切ないように深く反省してほしいものですが、そもそもこんな思いをする前に、不倫に走らないで欲しいですよね。
文/大内千明 画像/Shutterstock(SewCream、ntm、Marjan Apostolovic、fizkes、Igor Rain)