関係を持った当初は、あんなにラブラブだったのに……。思わず「これまでの関係は何だったの?」と言いたくなるようなセリフで、別れを告げてくる不倫男も多いのです。
そこで今回は、実際にアラサー女性が“不倫相手に振られた時に言われたセリフ”をご紹介します。
1.「遊びなんだから、感情を見せないで」
「最初は彼の方からグイグイきて、私は少し引き気味だったんです。でも、だんだん私の気持ちの方が大きくなってしまって……。彼といると、やきもち焼きな自分が顔を出すんです。それが彼には受け入れられなかったみたいで『遊びなんだから、感情を見せないで大人になってほしかった』と言われました」(28歳女性・医療関係)
最初の頃は、相手の方が「好き」の気持ちが大きかったはずなのに、気付いたら自分から彼を追いかけていた……。彼のことを思う気持ちが大きくなるにつれて、「奥さんや他の女性にはとられたくない」という気持ちが芽生えていったのでしょう。
そんな女性の気持ちを真っ向から否定するかのような彼の言葉。彼としては遊びのつもりだったのかもしれませんが、そう簡単に割りきれるほど恋心は単純ではありませんよね。
2.「君ももういい年だろう」
「20代の頃から数年間、不倫関係にあった彼と昨年お別れしました。彼の方から別れを告げてきたのですが、その時に『君ももういい年だろう』と言われてしまいました。私としてはこのまま、何となく彼との関係が続いていくのかなと思っていたのですが……。やっぱり若いコの方が良かったのでしょうね」(35歳女性・通信関連)
長年関係を続けていた不倫相手。倦怠期も乗り越えて、このまま奥さんに知られることもなく二人だけの秘密を抱えたまま生きていくのかと思いきや、まさかの“年齢”を理由にお別れ。
関係が続けば続くほど、お互いに年齢を重ねていくことは当然のこと。それを受け入れようとせず、年齢という表面的な数字だけで人を切り捨てるような不倫男とは、むしろ縁を切ることができて良かったと言えるのでしょう。
3.「最初から全部、なかったことにしよう」
「ある日、彼から『妻にバレた。この関係は最初から全部、なかったことにしよう』とLINEが届いて、彼とはそれっきり。その日の朝までラブラブなやりとりをしていたのに、突然一方的に振られて……すごくショックでした」(28歳女性・メーカー)
期間の長さに関わらず、不倫とはいえ一度は愛した人との関係をすべて無かったことにされるというのは、かなり辛いことでしょう。奥さんにバレてしまって、そうすることしかできないとしても、突然言われた側としては心の準備もできていませんよね。
不倫の事実を隠蔽したいという男性側の切実な事情もあるのでしょうが、最後まで誠実に向き合ってほしいものです。
4.「君に求めていたのは体だけ」
「私は彼のことを愛していて、できれば結婚して彼の子供を産みたいと考えていました。でも、彼はそうじゃなかったみたいで『君に求めていたのは、体だけだった』と振られちゃいました。心のどこかで『そうなのかも』って思いつつも、彼のことを信じてここまでやってきたのですが……。信じていた自分がバカみたいです」(29歳女性・サービス業)
愛し合っていたはずの不倫相手から、突然「求めていたのは体だけ」とカミングアウト……。別れのタイミングで、いつか伝えようと思っていたのかもしれませんが、彼を愛していたからこそ残酷に突き刺さるセリフです。
本気で好きになってしまうと、なかなか「体だけ」とは割り切れないものですよね。
いかがでしたか? 不倫相手としては「これで最後」と思って抱えていた本音を告げるのかもしれませんが、女性側からすると「そんなセリフは聞きたくなかった……」と思ってしまうような残酷なものも。これも“不倫の代償”と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが……。同じ過ちを繰り返さないよう、次こそは幸せになれる相手を選びましょうね。
文/大内千明 画像/Shutterstock(Dragana Gordic、George Rudy、Black Salmon、Dmytro Zinkevych、fizkes)