本来、イイ女とは知性・品性を持ち合わせ、内面の美しさもあり、外見にオーラとして湧き出る人を指すのではないでしょうか? 自分に自信があることはすばらしいことですが、それが過剰となるといつしか白い目で見られるように……。
今回は、イイ女と勘違いしている女性がやりがちな仕草について、筆者の周りのアラサー女性36名に聞いてみました。ひとつでも当てはまったら、同性からはもちろん、男性からも相手にされない非モテ女子認定されてしまうかも!?
1.自分磨きを見せつける
「いつも職場のデスクで顔のローラーなど、美顔器をやっている女性。本当のイイ女は見えないところで努力しているものですよね。人前でやることでがんばってる自分に酔ってるだけな気が……」(30歳・通信関連)
いつまでもきれいでいたいと思うのは女性の性ですが、人前でメークをすることがマナー違反と同じように、人前で自分磨きをすることも同様に品性が疑われます。
逆の場合も同じで、男性が会社で筋トレ姿を見せつけていたらいやですよね? 陰で努力し、「最近きれいになったけど、秘訣はなに?」と聞かれるような女性を目指したいものですね。
2.SNSでイイ女を演出
「フォロワーやいいねの数で自分の価値を確かめる女。見た目や私生活は普通なのに、自撮りは全部アプリ加工で、ブランド尽くし……。たまにイベントや女子会をアップして、あたかも勝ち組のイイ女を装っている女性って多いですよね」(31歳・イベント関係)
SNSはリアルな日常というよりも非現実的な写真が好まれるため、キラキラした投稿ばかりしている女性でも、現実は意外と普通なものです。
過度な演出をしすぎて、SNS上でしか生きられない女性にならないよう注意が必要です。しばらくSNSから離れ、情報から絶つと新しい自分を発見できることもあるのでおすすめです。
3.ジュエリーを複数身に付ける
「ジュエリーをシンプルに身に付けるのはわかるけど、数カラットあるようなダイヤモンドの指輪やネックレスを複数身に付ける女性は、自分はそれほどの価値があるイイ女だと思っている人が多いですよね」(34歳・メーカー勤務)
時計やバッグを身に付けるとしたらだいたい1つが限界ですが、ジュエリーは制限がないので、自分が満足するだけ身に付けてしまう女性も多いようです。
しかし、ダイヤモンドの指輪を複数付けたりするのは、実家または彼氏がお金持ちで「イイ女だから買える」と自慢しているようにしか見えないそう。TPOをわきまえたジュエリーの取り入れ方を覚えるのが賢明ですね。
4.会話に英単語を混ぜこむ
「『今日の上司、ほんとimpossibleだったよね(ありえないよね) とか『この情報、shareするね(教えるね)』とわざわざ英単語を混ぜて話してくる女性。インテリでイイ女ぶってるとしか思えないです」(33歳・証券会社)
これは英語ができる・できない以前に、聞き取りにくくわかりづらいという点があります。イイ女とは、相手の話しかたや声のトーンに合わせて話すもの。
会議などでもいかに相手にうまく伝えるかが重要視されています。相手に合わせた話しかたをする女性は、自然と人が寄ってきますよ。
5.特別扱いされて当たり前
「合コンでお財布を出そうとせず“おごられて当たり前”という態度の同僚。一緒に参加した身として恥ずかしくなりました。素振りでいいから謙虚な姿を見せてほしかったです」(28歳・航空関係)
自分の態度は自然と周りに伝わるものです。自信家はすばらしいことですが、行き過ぎてただの自意識過剰にならないように注意が必要です。イイ女は自信と同時に謙虚さを持ち合わせているものなので、自然と「当たり前」という態度は出ないものですよ。
同性から好かれることのない女性は、男性からも好かれることはありません。イイ女と自信を持つことは大切ですが、それよりも前に本当のイイ女とは、それをも感じさせない謙虚さも持ち合わせています。イイ女風ではなく、真のイイ女になりましょうね!
文/岸川菜月 画像/Shutterstock(fizkes、tuaindeed、deineka、Africa Studio、Golubovy、AS Inc)