PR TIMES Aug, 09,2022

女性の身体の悩み 20~40代は月経、40~50代は更年期 フェムテックやメノテックの認知率は低い

-身体の悩みに関する調査(2022年)女性編-

株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、2022年7月、全国20~69歳の女性1,250名を対象に「身体の悩みに関する調査(2022年)」を行いました。経済産業省は、働く女性が増える中、月経前症候群(PMS)による労働損失が生じていることから、2021年よりフェムテックを活用した働く女性の就業継続支援事業を行っています。今回は、女性編として、現在や将来的な悩み、フェムテック・メノテック認知状況や職場においての意識などを分析いたしました。


■調査結果
【現在の悩みと将来的な不安】
女性の現在の悩みは、「体型管理」「精神的なストレス」「生活習慣(食生活・運動・睡眠)管理」「月経に関する身体的悩み」「冷え」などが多くあがった。年代別には、20~40代の月経に関する「身体的悩み」と「精神的悩み」、40代の「体重管理」、40~50代の「更年期・女性ホルモンのゆらぎ」が目立つ。<図1>

将来的に不安に感じることは、「更年期・女性ホルモンのゆらぎ」が最も高く、特に40代は突出している。<図2>


体型への意識は、「体重を落としたい」「姿勢をよくしたい」「筋肉をつけたい」が多い。40代の「体重を落としたい」は他の年代より高い。また、20~30代は「特に何も思っていない」人も多い。<図3>


【フェムテック/メノテック認知状況】
フェムテックの認知率は18%、メノテックは10%と全体の認知率は低い。どちらも若い世代ほど認知率は高いものの、フェムテックで20%台、メノテックは10%台程度である。<図4>


フェムテックやメノテック関連製品・サービスの利用経験を聴取した。なかでも「各種検査サービス」「月経管理アプリ、サービス」「吸水ショーツ」は1割以上の利用があった。「各種検査」は60代、「月経管理アプリ、サービス」は20~30代において高い。<図5>


【職場の制度や女性特有の症状に対する理解】
有職者に職場の制度の利用状況や意識を確認した。利用経験が高いのは「テレワーク」「時差勤務・フレックスタイム制」など。”利用経験”より”利用したいが利用できていない”方が高いのは「生理休暇」と「介護休業」である。<図6>

職場において「女性特有の症状(生理や更年期)への配慮・理解が進んでほしい」は40%、「男性がより積極的に育休・介護休業を取得できる雰囲気を作ってほしい」は35%と、理解や雰囲気作りを求める声があった。<図7>


■レポート項目一覧
□ 調査結果サマリー
□ 属性設問
(年齢/居住地/職業/婚姻状況/同居子供の有無)

▼食・健康編
□ 女性の悩み(過去・現在の悩み、将来の不安)
□ 過去の悩みが解消した理由
□ 現在の悩みを解消するための行動
□ 温活/腸活/菌活の認知・実践状況
□ 温活/腸活/菌活の思い浮かぶ方法・食材
□ 健康のために行なっていること(食生活/食生活以外)
□ 体型への意識
□ ダイエットの実施
□ ダイエットを目的として実施していること(食事/運動)

▼ファッション編
□ 女性の悩み(ファッション・おしゃれ)
□ 洋服の購入場所
□ パーソナルカラー/骨格診断/顔タイプ診断の認知・実践状況

▼キャリア編
□ 女性の悩み(キャリア)
□ 働く場所に求めること
□ 職場の制度と利用状況
□ 女性の管理職について・男女の意識
□ 転職の経験回数
□ 転職した理由

▼フェムテック・メノテック編
□ フェムテック・メノテックの認知、理解
□ フェムテック・メノテックへの期待
□ フェムテック・メノテック関連商品の利用経験

◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/health/20220809karada/

■調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の女性
調査期間 : 2022年7月29日(金)~7月31日(日)
有効回答数 : 本調査1,250サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります

■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設 立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容: マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
広報担当 : マーケティング部
TEL : 03-6859-1192
FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp

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