初心者でも失敗しない「さわらの西京焼き」の作り方【和食の基本】|おうち時間で花嫁修業
長く続いているおうち時間で、ついつい食生活が乱れてきた人も多いはず。健康的な和食を作ってリセットしてみては?今回は、「魚を焼く」という和食の基本が詰まった「さわらの西京焼き」の作り方をご紹介します。料理が苦手な人も、簡単にマスターできるはず!
失敗しない「さわらの西京焼き」の作り方
今回作る「基本の献立」はこちら!
主菜
さわらの西京焼き
副菜
揚げ出し豆腐
野菜の甘酢漬け
味噌の旨みを染み込ませたさわらをグリルで直火焼きに。表面を焦がさず、中までふっくらと焼き上げるようにしましょう。
だし餡に薬味を効かせていただく揚げ出し豆腐と、作り置きおかずとしても重宝する野菜の甘酢漬けも、マスターしたい副菜です。
1. 主菜「さわらの西京焼き」
味噌床に一日漬けておくだけ! 保存袋を使えばお手軽です。
材料 2人前
さわら ─ 2切れ
塩 ─ 少々
はじかみ生姜 ─ 2本
A
・西京味噌 ─ 100g
・みりん ─ 大さじ1
・酒 ─ 大さじ1
・砂糖 ─ 小さじ2
・醤油 ─ 小さじ2
2. 副菜①「揚げ出し豆腐」
外はからりと、中はふわふわに仕上げるコツは、豆腐を程よく水切りすること!
材料 2人分
木綿豆腐 ─ 1丁
片栗粉 ─ 適量
揚げ油 ─ 適量
万能ねぎ ─ 少々
もみじおろし ─ 少々
A
・だし汁 ─ 100cc
・醤油 ─ 大さじ1
・みりん ─ 大さじ1
〔水溶き片栗粉〕
・片栗粉 ─ 小さじ1
・水 ─ 大さじ1/2
作り方
1.豆腐はクッキングペーパーに包み、ざるに上げて10分ほどおき、水気を切る。
2. 1を4等分に切り、片栗粉を全面にまぶす。
3. 2を170℃の揚げ油で4~5分揚げる。揚げ網にのせて、油を切る。
4. 小鍋にAを入れて煮立たせ、水溶き片栗粉を加える。
5. 3を器に盛り、4をかけて小口切りにした万能ねぎともみじおろしを添える。
POINT
豆腐を軽く水切りすることで、揚げたときの油はねを防ぎます。
3. 副菜②「野菜の甘酢漬け」
日持ちがするので、 常備菜として作り置きしたいおかずです。
材料 2人分
新玉ねぎ ─ 1/2個
オクラ ─ 10本
ミニトマト ─ 10個
A
・酢 ─ 100cc
・だし汁 ─ 大さじ3
・砂糖 ─ 大さじ2
・塩 ─ 小さじ1/2
作り方
1.新玉ねぎは皮をむき、薄切りにして水に10分ほどさらし、水気を絞る。
2.オクラはへた周りにあるがくを切り落とす。ミニトマトはへたを取る。
3.小鍋にAを入れて煮立ったら火を止める。粗熱が取れたら1と2を加えて10分ほどおき、冷めたら器に盛る。
POINT
蓋付き容器に入れて冷蔵室で保存すれば、1週間ほど日持ちします。
教えてくれたのは...田中伶子先生
田中伶子クッキングスクール代表。全国料理学校協会理事、東日本料理学校協会副会長、NPO日本食育インストラクター協会理事。福岡女子大学卒業後、1964年に料理教室を開設。家庭料理の基礎から食のプロ養成まで指導にあたるほか、TV番組の出演や雑誌の執筆、食品・流通・広告会社等での商品企画、講演会など幅広く活躍中。
取材/首藤奈穂 撮影/馬場わかな スタイリング/佐々木カナコ、来住昌美 調理アシスト/中村奈津子、戸嶋幸江、杉本涼子、戸崎小百合、廣瀬弘子 再構成/CLASSY.ONLINE編集室
※この記事は『結婚できる和食教室』(光文社刊)を再構成したものです。
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