1番幸せなはずの新婚ほやほやの時期に、夫の不倫でドン底に突き落とされた……という妻も少なくありません。なぜこのタイミングで不倫?と思いますが、案外多いんですよ。今回は、新婚なのに相手の不倫が発覚した夫婦の末路をご紹介します。
入籍はしたけれど結婚式を行う前に妻が不倫
「入籍してから結婚式までは半年以上間が空いていたのですが、その準備を積極的にしてくれない夫に不満が溜まって、私が元カレと浮気してしまいました。話を聞いてくれない夫より、優しく話を聞いてくれる元カレに気持ちがどんどん向いてしまって……。結局、外泊するようになって夫に不倫がバレました。結婚式はキャンセル。親に泣きついてキャンセル料と慰謝料を払ってもらい、離婚しました」(28歳/食品関係会社勤務/女性)
結婚式の準備はとにかく決めることが多いので、お互いの価値観のズレがどんどん出てきて不仲になるカップルもいます。その中で、他の異性に気持ちが向いてしまうという、残念な展開になることも。特に女性の不倫は割り切らずにハマってしまうことが多いので、離婚につながりやすいのです。
「捨てられない男」が原因で不倫発覚
「結婚を機に一緒に暮らすことになったのですが、夫がとにかく『捨てられない男』で何でも取っておく人なんです。そのため、不倫相手からの手紙を捨てられないで持っていたんです。そこには、『結婚しちゃっても仲良くしようね』と書かれた入籍ちょっと前の日付の手紙があって、まだ続いていることが判明しました。さすがに入籍後すぐに離婚は抵抗があったので今のところ離婚していませんが、様子見です」(29歳/インテリア関係会社勤務/女性)
新婚で不倫が発覚する場合、“結婚前から続いていた”というケースが圧倒的に多いのです。これは完全に身辺整理をしなかった男性が悪いですね……。ただ周囲に祝福されて結婚した手前、不倫が分かったからといって入籍後すぐに離婚することができない仮面夫婦もいますよ。
お金のために離婚できない
「結婚して間もなく、何となく勘が働いて夫のLINEを見たら、不倫相手とのやり取りを発見してしまいました。それ以来、気持ち悪くて家庭内別居状態ですが、マンションのローンや、家族手当など離婚すると手取りが減ってしまうこともあり、お金のことで離婚には踏み切れていません」(33歳/金融関係勤務/女性)
離婚したくても出来ない……という状態は、決して良いことではありませんが、現実的には「お金が理由で離婚に踏み切れない夫婦」は世の中にどれほどいるか計り知れません。
不倫は一時の快楽で行えても、バレた後に待っているのは辛い現実です。パートナーの不倫を止めることは無理でも、自分が不倫しないことは自分の意思で出来ること。不倫は1人では出来ないことなので、自分が不倫しない、不倫相手にならないことが大事ですよ。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(andreonegin、antoniodiaz、Elnur、Marcos Mesa Sam Wordley)