新型コロナウイルスの影響で、都内では不要不急の外出を避けるよう発表がありました。いざという時のため、非常食(保存食)を備蓄しておきたい気持ちはあるけれど、どんなものを買うべきなのか分からないという方は多いのではないでしょうか。しかも賞味期限が近づいた非常食は、食べて新しいものに入れ替えるのが一般的。せっかくなら、おいしいものが良いですよね。
■非常時以外でもストックしておきたい、長期保存できるおいしいレトルト
まずオススメしたいのが、長期保存できる非常食を展開しているブランド「イザメシ」。
五目ご飯やドライカレーなどのごはん類、お湯を注ぐだけで食べられるうどん、パッケージを開けたらそのまま食べられるおでんなど、何を選ぶか迷ってしまうほど商品が豊富です。
今回はその中から、「煮込みハンバーグ」(¥464/税込み)を試してみました。トマトの酸味が効いたデミグラスソースには、たまねぎやきのこもしっかりと入っています。俵型のハンバーグは、ふっくら柔らかで美味です。コンビニやスーパーで買えるお惣菜と同等か、もしくはそれよりもおいしいかも!
非常食の概念を覆される一品でした。
温める際は電子レンジか湯煎で。もちろんそのままでも食べられます。普段からストックしておいて、忙しいときの食事メニューにしてもOK。なお、こちらのハンバーグの賞味期限は3年です。
■化学調味料無添加の野菜スープと野菜ジュース
大手食品メーカーのカゴメも非常食を製造していることをご存知でしょうか。「野菜の保存食」シリーズは、野菜ジュース「野菜一日これ一本」と、「野菜たっぷりスープ」というラインナップで展開されています。
注目すべきは、どちらも化学調味料無添加というところ。非常時は野菜不足に陥りやすいので、手軽に、かつ誰でも安全に野菜が摂取できるという点でとても優れた非常食なんです。
まずスープは、1パウチで1人前の分量。野菜や豆類などの素材がごろごろと入っている上、味も文句なし。じっくり煮たスープのように、体に染み込むお味です。賞味期限は、「トマトのスープ」「かぼちゃのスープ」「豆のスープ」が4年。他に「きのこのスープ」は5.5年という長期保存が可能です。
そして350g分の野菜が取れるジュース「野菜一日これ一本」。スーパー等で市販されているパックのものと比べてみると、真ん中に描かれたキャラクターがヘルメット姿なことが分かります。
普段からこちらのジュースを愛飲している筆者が飲んでも、味に違いはありませんでした。その上、こちらの長期保存用缶であれば5.5年に渡って保存が可能だそう。
特に、「野菜一日これ一本」の長期保存用缶と「野菜たっぷりスープ」がセットになった「野菜の保存食セットYH-30」(2人×3日分セットで¥3,000/税込み)は、家庭で備蓄するのに最適なサイズなのでオススメです。
■お湯を注ぐだけでおにぎりの完成!
最後は、お湯でもどせる乾燥ごはん「アルファ米」を使用した商品を数多く展開している「尾西食品」から。
非常食にぴったりな「にぎらずにできる携帯おにぎり」の3種、「わかめ」「鮭」「五目おこわ」(3種セットで¥878/税込み)を試してみました。
作り方は簡単。封を開けたらお湯を注ぎ、待つこと15分。あとはパッケージに記載された手順に従って開封すると、三角形のおむすびが完成しています。今回はできあがったままの形でお皿に開けましたが、実際にいただく際はパッケージに包んだ状態で手を汚さず食べられるのも嬉しいポイントです。
最初はパラパラと乾燥していたごはんが、ふっくら炊いたごはんのように変化していてびっくりします。お味は普通のおにぎりと何も違いはありません。
浸す時間を長くすれば水でも作れるとのこと。賞味期限は5年と、こちらも長い期間保存できますよ。
“おいしくて当たり前”の時代が到来しつつある非常食。昔に比べて種類もとても多くなっているので、お好みや環境に合わせて、ベストな非常食を見つけてくださいね。
※当記事に記載した価格は参考価格です。購入先によって変動することがあります。
文・画像/Nanami
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