自信満々に読んでいた漢字が実は間違えていたら……。そう考えるとぞっとしますよね。
今回は読めそうで読めない漢字を4つ集めました! あなたはきちんと正しく読めているでしょうか?
1.「贖う」
「贖う」とは「罪を償う」「補償する」「買い求める」といった意味を表す言葉です。
たとえば「贖って消えるものではないか」といったように使います。
この漢字をスラスラ読めたら、知的な印象に見えるかも?
そんな「贖う」の正しい読み方は……
「あがなう」です。
また「贖う」は、漢字で「購う」と書くこともあります。
2.「回向」
「回向」とは仏教用語の一つで「仏事を開いてその死者の成仏を祈ること」などといった意味があります。
見たままのとおり、素直に「かいこう」と読んでしまう人が多いですが、正しくは……
「えこう」です。
「回」を「え」をと読む場合「めぐる」あるいは「めぐらす」という意味があります。
3.「香具師」
ネットスラングとしても知られている「香具師」。
「香具師」には「縁日などの露店で祖製品を売る」といった意味があります。
つい「かぐし」と読んでしまいそうですが、そのまま「かぐし」ではありませんよ。
正しくは……
「やし」と読みます。
また「やし」は「香具師」以外に「野師」とも書くそうですよ。
4.「唆す」
つい「しゅんす」「さす」など「読めない……!」となる人も少なくない、「唆す」。
「唆す」とは「人をその気になるように促す」「人をおだてて、悪い方へと誘い込む」といったことを意味する言葉で、「犯罪を唆す」「女性を唆す」などと使われます。そんな「唆す」の正しい読み方は……
「そそのかす」です。
ちなみに、「唆」の右側の「夋」には「細い」という意味があり、「唆」は他人にけしかける際、口をすぼめて合図する姿を表しています。
いかがでしたか? 一見読めそうだからこそ、読み間違えてしまうこれらの漢字。間違えていた人も、次読む時からは間違えないようにしましょう!
参考文献
出口宗和『読めそうで読めない間違いやすい漢字』(二見文庫)
文/CLASSY.Web編集室 画像/Shutterstock(metamorworks、supawat bursuk、VGstockstudio)
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