Aぇ! group・正門良規さん特別インタビュー「菰口雄矢さんやWANDSの柴崎浩さん、ガスリー・ゴーヴァン、トム・クァイル、マーティン・ミラー…」【全文掲載/前編】

グループとしても個人としても着

グループとしても個人としても着実にステップアップしているAぇ! groupの正門良規くん。今回訪れたのは正門くんといえばのギターと、主演舞台に縁のあるアートにまつわる場所。ずっと好きなもの、そして今、夢中なことについてお話を伺いました。

正門良規くんが今、夢中になっていること
ギターは僕の生活の一部。〝手のかかる子〟も好きになっちゃいます

もともと趣味で始めたからドライな付き合い方はしたくない
ギターは7本持ってます。エレキ4本、アコギ1本、エレアコ1本、エレキとアコギが合体した子が1本。ギターを選ぶ基準は見た目と弾き心地、クリーンな音がキレイなもの。見た目は大事ですね。ギタリストさんによって「ギブソンのレスポールの丸い形がいい、くびれがエロい」って言う人もいれば、「ストラトキャスターの哀愁がある、もの悲しい感じが好き」って人もいますが、僕は「どうしてもこの形がいい」っていうのはなくて、配色やヘッドの形など全体のバランスで絶妙に刺さるものがあるんです。なので僕の持ってる子たちは統一性があまりなくて、逆に持ってるタイプは選べへんかもしれません。
好きなギタリストは、有名どころだとジミ・ヘンドリックス。最近、改めて聴いてます。たまにジミヘンの波がくるんですよ。音も好きだし、演奏という枠にとらわれず、ギター燃やしたり(笑)、革新的なパフォーマンスや芸術家っぽいところも好きですね。ギター演奏はもちろん彼の使ってたストラップやファッションなど、彼の感性にはカリスマを感じます。日本のギタリストでしたら菰口雄矢さんやWANDSの柴崎浩さん、海外の方だとガスリー・ゴーヴァン、トム・クァイル、マーティン・ミラーが好きです。ギターはステージで使うだけじゃなくて、趣味としても弾きたいし僕の生活の一部です。事務所に入る前からギターは弾いてますし、もともと趣味で始めたものなので、遊びで弾きたいっていう気持ちも持ち続けていたいというか。完全に仕事のためだと、なんかドライじゃないですか。そういう付き合い方はしたくないなと思ってます。

大阪でお散歩番組をやるならこんなコースで

散歩にハマったきっかけは近所を歩いてて、知らん店や路地など新しい発見があったから。NHK BSの『てくてく絶景』にも出演しましたが、ちょっとストイックでしたね(笑)。日の出とともに一日20㎞、5日で100㎞歩きました。「ただの散歩じゃないな。やっぱりAぇ! groupやなぁ」と思いました(笑)。でも僕らしい内容になったと思います。次回があるなら大阪を歩きたい。地元なぶん、知らん所や気づいてない所がいっぱいあるんちゃうかなって。たとえば大阪駅~天満~川沿いを通って最終的に箕面まで行けたら。堺や岸和田など南の方に下って、吉本新喜劇でしか聞いたことないような大阪弁が飛びかってる、よりディープな街に行くのもいいですね(笑)。もし彼女と散歩するなら?下町情緒あふれる街がいいかな。食べ歩きをして、ゆっくり街並みを楽しみたいなぁ。

Profile
正門良規

’96年11月28日生まれ 大阪府出身 血液型AB型●関西ジャニーズJr. 内ユニット・Aぇ! groupのメンバーでギター担当。俳優としても活躍し、NHK連続テレビ小説『スカーレット』ドラマ『恋の病と野郎組』シリーズ、『和田家の男たち』『アイドル』、主演舞台『染、色』などに出演。今年2月~3月には大阪松竹座でソロコンサート43公演を開催。Aぇ! groupとして『THE GREATEST SHOW-NEN』(ABCテレビ)、『関西ジャニ博(』毎日放送)にレギュラー出演中。初の単独アリーナ規模会場でのコンサート『西からAぇ!風吹いてます!~おてんと様も見てくれてますねん LIVE 2022~』を9/28(水)、29(木)にぴあアリーナMMで開催。主演舞台『ヴィンセント・イン・ブリクストン』が10月~11月に東京、大阪で上演。

取材・文/駿河良美 再構成/Bravoworks.Inc

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表紙モデル:山本美月

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