仕事が充実してきて、ライフイベントも多い30代は「選択」の連続です。そんなCLASSY.世代の「選択」を取り上げる不定期連載、テーマは「産む?産まない?」について考えてみましょう。
100人に聞きました「産む?産まない?」
「産む」「産まない」どちらにしても知っておきたいこと
婦人科検診を毎年受ける
子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮頸がんなどの病気は自覚症状がないことも多く、将来の妊娠に影響する場合も。自覚症状がなくても子宮と卵巣の状態は定期的にチェックしましょう。クラミジア、淋菌などに代表される性感染症も、症状がまったくないまま進行してしまうことで不妊症や早産のリスクとなる可能性があるので、パートナーが変わるたびに検査するのがお勧め。万が一感染してもきちんと治療すれば将来の妊娠への影響もなく、妊娠中の治療も可能です。
令和の出産事情はどうなってる?
令和元年の平均初産年齢は30.7歳
統計では女性の出生時平均年齢は上昇傾向にあり、晩産化が進んでいます。最新のデータである令和元年の第1子出生時の女性の平均年齢は30.7歳。女性の平均初婚年齢も上昇し、29.6歳となっていることとも関係がありそう。結婚生活に入ってから出生までの平均期間も長くなっていて第1子の出生までの平均が2.45年と過去最長に。
※出典 厚生労働省「令和3年度 出生に関する統計の概況」
お話を伺ったのは…
ママ女医ちえこ先生
現役産婦人科医として婦人科診療を行うかたわら、チャンネル登録者数13万人を超えるYouTubeチャンネルを運営。3児の母。著書に『子宮にいいこと大全産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)
イラスト/松元まり子 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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