モテないからそんなことを言ってしまうのか、そんなことを言うからモテないのか? 男性に恋愛対象外と見られがちな女子には、共通する発言があるんです。「謙虚にしたつもりが……」「良かれと思って……」という言葉が、実は非モテワードかもしれません!
1.「どうせ」「私なんて……」
男性の多くは、好きな女性のタイプとして『明るく、笑顔がステキな人』をよく挙げます。つまり、ネガティブな女性は彼女候補に見られにくく、後ろ向きな発言をする人は敬遠されるということ。
「どうせ私はモテないし」
「私なんて、全然ダメ」
謙虚に振る舞ったつもりでも、「どうせ」「私なんて」は男性がもっとも嫌う、非モテワード。ネガティブ思考に気が滅入るというのもありますが、「いやいや、そんなことないよ」とフォローしなければならないのが面倒と思われるんです。
自虐的な発言とは、結局のところ、「そんなことないよ」と言われて安心したいから言ってしまうもの。無意識のうちに「どうせ」「私なんて」という言葉が出るなら、他人からなだめられ、認められて安心するのではなく、自分の中に確固たる自信を持つことが大事です。
2.「だから言ったじゃない」
上から目線の発言は男性を不快にさせますが、コレはかなりカチンと来るはず。たとえ、前もって注意を受けたにもかかわらず失敗したとしても、「ホレ見たことか!」と鬼の首を取ったかのように言われたくないんです。どんなに正論であっても、男性を頭ごなしに否定するのはNG! オトコのプライドを傷つけてはいけません。
「男を立てることができる女性はモテる」といいますが、それはつまり、男性を立てられない女性はモテないという意味。ガツガツとマウンティングするような発言は、当然ながら嫌われてしまうでしょう。
3.「わかんな~い」
過去には、天然女子がもてはやされたり、おバカ女子がカワイイと言われたりした時期もありましたが、今はそうしたキャラの立つ女性が敬遠される傾向にあります。
たとえば、「サブカル好き」などのマイノリティをアピールして、メジャーな有名人や人気アーティストを「わかんな~い。売れてるモノって興味ないし」と言う……。あるいは、無知を可愛らしさと思い込んで、「え~、その漢字なんて読むんですか~? わかんな~い」と言う……。
どっちも男性からすれば、イラッとする発言です。マイノリティを自称してメジャーな人やものを否定するなんて、いわゆる『中二病』でしかありません。また社会人にもなれば、無知な女性に対して男性は、「残念な人」という印象をもつだけでしょう。
4.「ヤベェ!」「~してんじゃねーよ!」
男言葉を話す女性に対して、男性は下品さを感じます。中高生であれば、男勝りな女子生徒も魅力的と思われたかもしれませんが、大人の女性としては絶対にナシ!
育ちの悪さを感じさせるだけでなく、裏の顔を持っていそうだと思われるので、男性ウケは最悪です。気心の知れた女友達とおしゃべりする時はアリだとしても、男性に対しては言うだけ損をすると思って。女性として意識されることは、まずなくなるでしょう。
5.「あ、わかるー!」「コレ良くない?」
女性は周りと同調することが好きです。女同士のおしゃべりでは、特に同意していなくても「あ、ソレわかるー」と言ってしまうでしょうし、友だちに「コレ良くない?」と訊かれたら、「いいね!」と即答するはず。本当に同調しているかどうかより、同じ気持ちを共有することに意義があると思うのです。
しかし、男性は強引に同意を求められることを煩わしく感じます。大抵の男性は、同調より個人的な主張を優先するもの。だから、「いや、俺はそうは思わないけど」と素直に答えるのに対して、不機嫌な顔をする女性が理解できないんです。
結局のところ、男性は意思疎通がスムーズにできないタイプが苦手。テンポ良く言葉のキャッチボールができない女性は、どうしても敬遠されがちになるようです。もし、非モテワードを無意識に言ってしまうのなら、円滑にコミュニケーションを取ることを最優先して話すようにしましょう。そうすれば、男性から「この子、ムリ」と嫌われずに済むはずです。
文/沙木貴咲 画像/Shutterstock(Cookie Studio、PKpix、RomanKos、pathdoc、Dean Drobot、stockfour)
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