【本当にあったコロナ禍婚活バナシ③】可能な範囲で楽しむ&挑戦することも大切!

新たな出会いの機会が減った今、思い通りに婚活ができないという話をよく耳にします。しかし一方で、停滞気味だった婚活がコロナによってスムーズに進んだという話も…。コロナによって明暗が分かれた婚活男女のエピソードをレポートします。

生活スタイルが一変して彼の結婚意欲が急上昇

私とのデートよりも、仕事や友人

私とのデートよりも、仕事や友人との飲み会を優先させることが多かった外資系企業勤務の彼。「いつかは結婚するだろうけど、今はまだ身軽に動きたい」と言われていたので、結婚願望の強い私は、彼との結婚を諦めて別れるべきではと悩んでいました。そんなタイミングで訪れたコロナ問題。彼は会社から徹底したステイホームを命じられ、これまでと生活スタイルが一変しました。最初は戸惑い、ストレスを感じていた様子でしたが、次第に“おうち時間の充実”に興味を持ち始めインテリアや家電、料理本を買うまでに。また、友人と飲みに行かなくなったことで、2人で過ごせる時間がぐんと増えました。私は「これは絶好のチャンス!!」とばかりに全力で“結婚生活は素晴らしい”アピールを開始。取り寄せたワインに合う料理を2人で作ったり、リビングを快適な空間に整えたりするうちに、彼もいつの間にか結婚を意識するようになってくれていました。不謹慎かもしれませんが、コロナによって諦めかけていた夢が叶いそうです。(31歳・百貨店勤務)

ずっと抵抗のあった“マッチングアプリ”で運命の出会いが

頑固で融通の利かない性格の私。

頑固で融通の利かない性格の私。他人に嘘をつかれたり、騙されるのが何よりも嫌で、流行りのマッチングアプリに対しても「どうせサクラばかりでは?」「遊び目的の男性しかいなさそう」と疑ってばかり。そのため、知り合いの紹介でしか婚活を行えずにいました。そんな地道な婚活も、コロナでうまく進まず焦りを感じていたところ、大学からの親友がマッチングアプリで知り合った人と交際をスタート。彼との馴れ初めやデートのことなど、惚気話を聞いているうちに「マッチングアプリにも真面目な男性はいるかも…」と、やっと挑戦する気持ちになりました。
そして使い始めて半年ほど経った頃、医師の男性と出会い、付き合うことに。彼は学生時代、研修医時代、そして現在も忙しい日々が続いていて、結婚願望はあるもののずっと出会いの機会がなかったそう。あんなに拒絶していたマッチングアプリで、まさか価値観も見た目もどタイプの男性に出会えるなんて!頭で考えるより、まず挑戦してみる気持ちも大事ですね…。(33歳・金融関係勤務)

今回は、コロナで外出の機会が減ったことで、思いがけず婚活が進んだ2人のエピソードでした。次回は、残念な失敗談をご紹介します。

イラスト/爽あゆみ 取材・文/伊藤綾香

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表紙モデル:堀田茜

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