「今年のダウンジャケットの人気傾向」ベテランスタイリストさんに聞いてみたら…

ほっこり見えたり、カジュアルすぎたり…なかなかオシャレに着るのが難しいダウン。…ところが!コロナ禍で出かける予定が減りアウター熱が下がっていた間に、かなり進化していた模様!?今こそ買い替えて、着こなしの更新がマスト。シーン別に今年のダウンの正解コーデを探ります。

\数年前のダウンだと何だかキマらない…??/

コンパクトなシルエット、中途半端な丈感…ここ数年でダウンのトレンドはガラッと激変。4年ぶりに行動制限のない今年の冬、どんな予定も全力で楽しむためにはダウンの更新が必須です!

トレンドコーデをプレイバック!当時流行っていたダウンは…

スタイリスト荒木さんが今年のダウンを解説!

今年のダウンは、これまでの防寒メインのイメージからスタイリッシュに進化したものがたくさん登場しています。
まず定番の黒ダウンはピッチの幅が広めのボックスシルエットが正解。ピッチの幅が狭いとボリュームを抑えてしまうので、ふんわりしたデザインの方が断然今年っぽく見えます。また、ベンチコートっぽくなってしまうロングは避けて、ボリュームがあるけれど短いものを。その方が軽やかで街着っぽく見えるし、ロングスカートやワイドパンツという旬のボトムスとも相性が良いです。
色ならクリーミーな白やシャーベットっぽいアイスブルーが断然オススメ。スポーティに転ばせるイメージで着こなせば、ぐっと今っぽく仕上がります。
さらに最近は、サステナブルな時代に相応しいエコな異素材を用いたリサイクルダウンにも注目。柔らかくてエアリーな素材が多いので、着心地が軽くしっかり暖かいんです。今年は〝寒いから着る〟というダウンじゃなく、楽で、暖かくて、オシャレの格上げまでできる…そんなポジティブなオシャレを楽しめるはずです!

\教えてくれたのは・・・/

■スタイリスト 荒木里実さん

■スタイリスト 荒木里実さん
『CLASSY.』『VERY』などをはじめ幅広く活躍。ベーシックを軸に流行を効果的に取り入れたコーデに定評が。

撮影/松永大樹〈人物、静物、複写〉  スタイリング/荒木里実 取材/志摩有子 写真提供/アフロ 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202411月号

9月28日発売/
表紙モデル:今田美桜

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