【宇垣美里さん】「メークはお絵描きでもあるし、“変身”でもある」|スペシャルBeautyインタビュー!

CLASSY.10月号「巷で噂のビューティトレンドが知りたい!」でモデルとして登場してくれた宇垣美里さんに、今回オンラインでもスペシャルインタビューが実現! 美容に目覚めたきっかけから最近のアガるコスメまで、たっぷり教えてもらいました。働く同世代女子として、宇垣さん独自のメークの楽しみ方も必見です!

【宇垣美里さん】「メークはお絵描きでもあるし、“変身”でもある」|スペシャルBeautyインタビュー!

———メーク、スキンケア、ボディケアなど、“美容”ジャンルの中では何が一番お好きですか?

「一番好きなのはメークです! よく言えば好奇心旺盛なのですが、飽き性なところがあって同じことを繰り返すのが苦手なんです。だからその日の気分や予定、洋服に合わせてメークを変えるのがすごく好きです! メークによって全然違う自分になれるし、新しい自分を見るたびに発見があるんですよね。あとは“ヘ〜ンシンッ(変身)!”みたいな感じも楽しんでいます」

———宇垣さんが美容に目覚めたきっかけは?

「一番のきっかけは、大学の入学式の日に周りのみんながメークをしていて度肝を抜かれたことです(笑)。私は大学生になって初めてメークをしたんですけど、最初はメークに対して面倒なイメージがあったんです。“なんでわざわざ早起きしてメークしなきゃいけないの?”って。でも“メークってお絵描きみたいで楽しいじゃん!”と気づいてから、すごく好きになりました。そのお絵描きの土台を整えるために、スキンケアも頑張ろうと思えます」

———コスメやスキンケアなどの情報はどうやって集めていますか?

「美容系のお仕事をさせていただくことも多いので、編集者さんやメークさんとガッツリ話し合う! “秋の新作見た?”とか、“あれめっちゃ良くなかったですか?”とか、たぶん引かれるくらい話しています(笑)。あとは実際にメークをしてもらう時に、目を皿のようにして見る! 身の回りにプロがいすぎるので、美容オタクの私にとっては本当にありがたい環境です(笑)」

———メークで一番こだわっているパーツは?

「んん〜、悩みますね。やっぱりマスクをしていることもあるし、最近は目元かな。個人的に自分の目は二重幅が広いので、メークしやすいと思っていて! お絵描きの感覚で言うと、キャンバスが広いんです。逆に濃いアイメークにすると怖い顔になっちゃうから、バランスは考えるようにしています」

———アイメークの中で特に好き

———アイメークの中で特に好きなのは?

「二つあって、一つはアイシャドウをキレイにグラデーションにするのが好きです。もう一つはアイライン! しっかり引くよりは仕込むラインが好きで、粘膜や下まぶたの黒目下、目頭にほんのりと。だけどそれで全然印象が変わるじゃないですか!? それが大好きなんです。“はい、この細かい仕事を見てくださ〜い!”って(笑)」

———最近の宇垣さん的“アガる”コスメを教えてください!

「赤のアイラインがめっちゃ可愛いんですよ〜!さりげなく目尻に引いたり、粘膜にグリグリ塗ったり。シャネルのスティロ ユー ウォータープルーフ N 928や赤系が揃っているRMKのソフトファイン アイペンシル、キャンメイクのクリーミータッチライナー 04/06も好きです」

「あとはセルヴォークのインディケイト アイブロウマスカラ 02も! ピンクっぽいニュアンスの眉毛って超可愛くないですか? これを使っている時は、すごくニコニコしちゃう(笑)。たまらんです♡ 赤み系のアイメークと合うので、かなり愛用しています」

———宇垣さんにとってメークとはどういうものですか?

「私にとってメークはお絵描きでもあるし、“ヘ〜ンシンッ(変身)!”でもあるし。小さい頃に好きだった、セーラームーンやカードキャプターさくらに変身するのに近いのかな。メークで何にでもなることができますよね。私は休みの日に目の周りをぐるぐるに塗って、“アヴリル・ラヴィーンになりたい!”みたいな日もあります(笑)。そういうところがメークの本当に楽しいところ。あとは自分自身を鼓舞することができるのもメーク。絶対に負けられない日にアイラインを強めに引いたりとか。“今日の私のメーク、最高では?”“えっ、誰にも負けるわけなくない?”みたいな(笑)」

———そんな戦闘モードな日もあったりするんですか(笑)?

「そうなんですよ、私めっちゃ好戦的なんです(笑)。だって働くって大変じゃないですか。せっかく家の外に出るんだったら、自分が一番好きな自分で出たいっていうのもありますね!」

———この秋挑戦したいメークは?

「夏はキラキラとかツヤを大事にするメークが多いですが、秋になると今まで暑苦しく見えて避けていたマットな質感や、くすんだ色みを使いたいです。暑さから解放されて、落ち着いた季節だからこそできるメークってあると思うので。四季折々のメークを楽しみたいし、その時にベストなメークがしたいです。同じ色でも夏の黄色と秋の黄色は違いますから」

———最後に…CLASSY.読者にメッセージをお願いします!

「誰かがいいって言ってたからとか、この色を使った方がいい人っぽく見えるとか。そういうメークの仕方もあると思うのですが、アラサー世代になったら、“もういいでしょ!”って思うんです。“自分が好きなようにさせてくれや!”って。そのために働いているし、その力もあるはずだから。だからこそメークは自由に楽しむのが一番だと、同世代の一人として思います。もちろん仕事で真っ黒の囲み目で行ったら怒られるけど、私は本当に微妙に悪いことをするのが好きなんです(笑)。ニュースを読んでるけど、マスカラは緑とか! よ〜く見たら、“あれ、宇垣どうした!?”って感じで。そういうちょっとした反抗するのが楽しいです! そうすると仕事で何か憂鬱なことがあっても、心の中で“ちょっと待て、我のまつ毛は緑だぞ…!”って頑張れるし、強気になれてオススメです(笑)。そうやって自分を鼓舞することもできるのがメークなので、毎日頑張って働いている人ほど、メークを面倒なものと思わずに一緒に楽しみましょう!」

宇垣美里
1991年4月16日生まれ。フリーアナウンサー。モデルやコラム執筆、また女優としても活躍の場を広げる。個性の光るワードセンスにもファンが多い。美容オタクとしても知られ、コスメ本『宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』(小学館)も発売中!

【衣装】
ワンピース¥61,600(フロム)ブーツ¥155,100(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパン)イヤリング¥17,600(ジュエッテ)リング¥16,500(ルーカス ジャック ロンドン/ワンス アポン ア タイム 伊勢丹新宿店)

【お問い合わせ先】
ジュエッテ https://www.jouete.com/ブルーベル・ジャパン 03-5413-1050/フロム 03-6748-0212/ワンス アポン ア タイム 伊勢丹新宿店 03-6273-1316

撮影/花村克彦 ヘアメーク/小松胡桃(ROI) スタイリング/小川未久 取材/広田香奈 編集/前田章子(CLASSY.編集室)

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最新号 202405月号

3月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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