今季もっとも注目されているヘアデザインといえば、ビビッドカラーをアクセントにした「鬼滅の刃ヘア」。髪を切らなくても旬度が上がり、おしゃれに見せてくれるデザインカラーで気分も一新。新しい自分に出会えた高揚感でハマる人が増えています。とはいえ、色選びやコーデを一歩間違えると、うっかりイタく見えてしまう危険も…! そこでアラサー女子がやってはいけない鬼滅の刃ヘアのNGポイントをお届けします。
NGヘア❶「コントラストが強い2色はNG」
とくに黄色×黒はアラサー世代の場合は、避けたほうが無難です
ベースは真っ黒の地毛のまま、ブリーチで色を抜きっぱなし…。これ、メンズならカッコよくキマる場合も確かにありますが、女性ではコントラストが強すぎます。難易度が高いというより、「え、それアリなの?」とセンスが疑われる危険性も!そうならないためにはベースカラーとハイライトの色相をなるべく近づけて、明るさのトーンも極端に差をつけないことが鉄則です。たとえば、ブラウンベース×オレンジのハイライト、アッシュベース×ラベンダーのハイライトなどなじみよく決まる組み合わせを選びましょう。
NGヘア❷「表面に派手な色を入れて色の印象が強すぎる」
ピンクなどはインナーに入れると可愛いが、表面に入れると悪目立ち
デザインカラーの流行とともに人気が増している暖色系。顔周りや襟足にワンポイントでちらりと見えると可愛く、美肌効果も抜群です。かといって、髪の表面に覆うように入れたとたん、あらら、なんだか不思議ちゃん…。アラサー女子の場合、ビビッドなピンクやオレンジなどの派手色はあくまでもポイントづかいと心得て。初心者さんにおすすめなのはイヤリングカラー。耳周りに少量入れると失敗がなく、アクセサリーのように見えて可愛くなります。
NGヘア❸「メークや服と似合わない色を入れてしまう」
ブルーやカーキなど寒色系の服が多い人は寒色を、赤やピンクなど暖色系の服が多い人は暖色をポイントで!
ナチュラルでキレイなベースカラーにほどよく効いたハイライト。髪型だけ見ればいい感じなのに、全体を見るとどうもちぐはぐで残念な人になってしまう。それ、全身の色のバランスが悪い証拠です。しかも、実はやりがちなNG例の代表格でもあります。おすすめは手持ちの服の多い色にポイントカラー揃えること。寒色系同士、暖色系同士でまとめれば、すんなり回避できます。もうひとつ気をつけたいのがアイメイク。たとえば、オレンジの髪にパープルのアイメイクや、ピンクのカラーにカーキの目もとといった補色の組み合わせはイタ見え確実なので要注意!
NGヘア❹「メンテナンス不足で色が抜け、とたんにギャルっぽい」
ヘアカラー後もカラーシャンプーなどのお手入れは必須です
せっかくのおしゃれカラーも、褪色して黄色くなったら台無し…。とくにハイトーンで明るくブリーチ処理を行った場合は注意が必要。どうしても色落ちしやすくなるので、髪に色素を補給してくれる専用アイテムでケアしましょう。いつものシャンプーに替えて使うタイプや、シャンプー後のヘアマスクで色をチャージするものなど種類も豊富で、さまざまなブランドから多彩な色が出ています。美容室で取り扱いも多いので、カラーをしたら何色を使うといいかを美容師さんに相談してみて。
教えてくれたのは…ヘアデザイナー井上博美さん(ヘアサロンCANAAN銀座)
今旬のペール系カラーや透明感たっぷりのブリーチデザインなど、ヘアカラーを得意とするヘアサロン「カナン」。ダメージレスな薬剤レシピへのこだわり、ファッション&個性に合わせたトータルな提案で大人女子からの信頼も厚い。銀座店トップスタイリストとして活躍する井上さんは、美肌映えするヘアカラーのほか、おしゃれなアレンジにも定評が。
CANAAN銀座 カナン銀座
東京都中央区銀座3-2-11 GINZA SALONE10F
☎︎03-6263-2040
http://www.canaan-salon.jp/
Instagram→@canaan.hairsalon @hiromiiinoue.design
イタく見えがちなポイントさえ押さえておけば、確実に旬なムードになれる鬼滅ヘアカラー。美容師さんと相談してぜひトライしてみて。
イラスト/Nobby 取材/薄葉亜希子 構成/ガヤ美(CLASSY.ONLINE編集室)
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