全国各地、それぞれの土地によってさまざまな地名が存在しますよね。
けれども地名は普通の言葉と違い、変わった読み方をするものも多く、その地域の人でなければ思わず読み間違えてしまうようなものも……。
今回は、全国各地にあるさまざまな地名の中でも、特に“読みにくい地名”4つをピックアップ。正しく読めるか、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
1.「指宿」
温泉が有名な「指宿市」。指宿市は、鹿児島県の南部にある薩摩半島の中でも南端に位置する都市です。
温泉旅行などで、実際に指宿市を訪れたことがある人もいるかもしれません。
そんな「指宿」の正しい読み方は……
「いぶすき」です。
「ししゅく」などと読んでしまわないよう注意しましょう。
2.「知立」
「知立」もまた、読み間違えられることの多い地名漢字のひとつです。
「知立」は愛知県中部にある都市の名称で、元々は東海道の宿駅(しゅくえき)として利用されていました。
そんな「知立」の正しい読み方は……
「ちりゅう」です。
ちなみに「立」と書いて「りゅう」と読む言葉には、「建立(こんりゅう)」「立米(りゅうべい)」などがあります。
3.「寒河江」
山形県の中部に位置する「寒河江市」。さくらんぼが有名な山形県の中でも随一の産地として知られている都市です。
「寒河江といえばさくらんぼ」! そうしたイメージを抱いている方も少なくないかもしれませんね。
そんな「寒河江」の正しい読み方は……
「さがえ」です。
また、寒河江はさくらんぼだけでなく温泉地としても知られています。
中でも、寒河江で栽培したバラを活かした「バラ風呂」が女性を中心に人気だそうですよ。
4.「交野」
大阪府の北東部に位置する「交野市」。
かつては「北河内郡交野町」という名称でしたが、1971年11月より市制を施行して「交野市」になりました。
そんな「交野」の正しい読み方は……
「かたの」です。
地名だけでなく、「交野」という姓も存在しますが、姓の場合は「かたの」と読む場合と「こうの」と読む場合があります。
読みにくい地名の漢字、4つのうちいくつ読めたでしょうか?
行ったことのない地域など、あまりなじみのない地名は読みにくかったかもしれませんね。
もし読み間違えてしまった漢字があれば、あらためて正しい読み方を覚えておくと良いでしょう。ニュースや旅行の計画を立てる際に、目にする機会があるかもしれませんよ。
参考文献
藁谷久三『教養が試される知らない漢字』(幻冬舎)
文/大内千明 画像/Shutterstock(Sam Wordley、es3n、M.F.Jihandoko、AlvaroMP、Ryu K)
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