かぁっと暑い夏がやってきたら、体の中からスパイスが効いたカレーを欲してしまうもの。お酒と一緒に楽しみたいカレー店、限られた営業日に駆け付けるべきカレー店、本場インド仕込みのカレーに日本生まれのカレーなど、個性豊かな9軒で爽快に汗をかいて。
スパイス&お酒を楽しんで 〆のカレーで満たされたい
新宿西口 Spice Bazaar アチャカナ(スパイスバザール アチャカナ)
カレー好きなら真っ先に訪れるべき最新店は、今年4月にオープンしたこちら。「カッチャルバッチャル」「ダバインディア」という人気店を経た新直樹さんが、オーナーシェフとして腕を振るっています。ディナーでは5種類ほどのカレーが揃い、ライスやナンはもちろん、トロリとチーズがとろける必食メニューのクルチャを合わせるのがおすすめ。お酒のラインナップも豊富なので、スパイスが効いた前菜やタンドール料理で飲む、バル使いもできます。
マトンの旨みと調和する程よい辛さのカレー。濃厚なクルチャは、お好みで蜂蜜をかけて。スパイシーマトンカレー¥1,180、ゴルゴンゾーラクルチャ¥780
タンドールで香りよく焼いた海老はインドビールが進む! 海老の香味焼き¥680、ゴッドファーザーラガー¥680
しっとりと仕上げた鴨の冷菜には、爽やかなネパール山椒を。¥700
新宿区西新宿7-12-23 松沢ビル3F
☎03-6883-3652
営 11:30~15:00(L.O.14:30)、17:00~23:00(L.O.22:15)
定休 日曜、不定休あり
Instagram:acha_kana
南インド出身のシェフが 本場の味をそのまま伝えます
目黒 南印度料理 タミルナドゥ(ミナミインドリョウリ タミルナドゥ)
インドでは特別な席の一品、バナナリーフで供されるミールスや、米粉ベースの生地を焼き上げた多様なドーサなど、本場の南インド料理がオンメニュー。インド南部タミルナドゥ州出身のシェフが作る料理は、現地直送の素材やオーガニック野菜を使い、スパイスが重層的に広がる奥行きある味わいが魅力。相性抜群なインドワインとどうぞ。
好きなカレーと組合せたい、ギーローストドーサ(チャトニ付き)¥1,900。パラクパニールカレー¥1,500、シュリンプカレー¥1,500、トマトカレー¥1,500
チキンにインド産のエシャロットと生のココナッツの実を合わせてソテーに。タミルナドゥチキン¥900
バナナの葉に色とりどりの料理をのせた、目にも楽しいオーガニック・ミールス¥4,600。
目黒区下目黒2-23-2 エストラルゴ目黒2F
☎03-6417-4459
営 11:30~15:00(L.O.14:30) 、日18:00~22:00(L.O.21:30)、月~土18:00~23:00(L.O.22:30)
定休 水曜
https://tsuku2.jp/tamilnadu
Instagram:restaurant_tamil_nadu
路地裏の一軒家で出合う スパイス料理と自然派ワイン
中野 roji spice & _____(ロジスパイス&アンダーバー)
見落としそうな細い路地を入ると現れる古民家は、オーナー蟻塚純さんの元実家。築60年になる空間をレストランへ改装、その厨房に立つのは、押上の「SPICE Cafe」で修業した岸田禎之さん。中学時代からの友人コンビが迎えてくれるこちらでは、スパイスの個性を生かした料理に、滋味あふれる自然派ワインを合わせた、香り豊かなディナーが楽しめます。
クミン×キャロットラペ、コリアンダーシード×紫キャベツ、シナモン×ゴルゴンゾーラなど、スパイスが素材を引き立てる。前菜4種盛り合わせ¥950、グラスワイン¥500~
タマリンドのソースを添えた、自家製ソーセージ¥1,300
黒酢や蜂蜜を使ったカレーは、コクに程よい甘みがバランスよく、後から辛さがじわり。ポークビンダルー¥1,000
中野区中野3-35-1
☎03-6454-1703
営 18:00~24:00
定休 日曜、第1・3月曜
Instagram:rojispice
撮影/上田佳代子 取材/首藤奈穂
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