彼氏に対して、直してほしいところや不満がある時、あなたはどんなふうに伝えていますか? 良い内容であれば伝えやすいものの、ネガティブな内容の場合、どう伝えれば角が立たないのか悩んでしまう人も多いでしょう。
そこで今回は、“彼への上手な不満の伝え方”を愛され彼女にインタビュー! 彼には内緒の“角が立ちにくい伝え方”を教えてもらいました。
1.彼の良い部分を褒めてから不満を伝える
「一方的に『ここが良くないから直して』と言っても、相手は聞く耳をもたないと思う。だからまずは相手の良い部分を認めて、そのうえで言いたいことを伝えるようにしています。私自身、彼が仕事に集中しだすと必要な連絡も返してくれないところが気になっていて、その時は『仕事に真剣なところ、すごく尊敬しているよ』と伝えたうえで『でも、もう少しだけ早く連絡くれると嬉しいな』と伝えました」(27歳女性・アパレル)
いきなり不満をぶつけられては、彼氏としてもさすがに良い気分はしないはず。そこでおすすめなのが、まずは“彼の良い部分を褒めてあげる”こと。
たとえば「仕事に集中すると周りが見えなくなる」というのは、逆に言うとそれだけ仕事に真剣ということ。まずは彼のことを褒めて、その後不満を伝えてみては?
2.彼氏の自分に対する不満も聞く
「私だけじゃなく、きっと彼も私に対して思うところはあると思っています。だから、自分が言いたいことがある時は彼にも『直した方が良いところがあれば、遠慮なく言ってね』と伝えて、本音を打ち明けてもらうようにしています。“お互いに不満を言い合う機会”を作れば、自分ばかりが文句を言って、彼に『不公平だ』と思われないんじゃないかな」(28歳女性・公務員)
彼女から一方的に不満を口にされるだけでは、彼氏を落ち込ませてしまったり、かえってイラっとさせてしまう可能性も。そこで、自分だけではなく彼氏にも自分への不満があれば、思い切って打ち明けてもらうようにしてみるのも一つの方法です。
自分の不満を伝えるだけでなく、彼氏の本音も聞くことができる貴重な機会になるでしょう。
3.不満によって「どう感じたのか」を伝える
「彼氏が時間にルーズで、何度言っても直らなくて。何回も遅刻されて、怒るというより段々悲しくなってしまったんですよね。そこで、『楽しみにしていたのは私だけなのかなって思うと、悲しいよ』と今までとは違う言い方をしてみたところ、『そんなに楽しみにしてくれていたなんて知らなかった。ごめん』と謝ってくれて、遅刻しなくなりました。不満そのものよりも『悲しい』とか『傷ついている』とか、気持ちを伝えるのが良いみたいです」(29歳女性・ヨガ講師)
不満を伝えるというよりも、不満があることによって自分が「悲しい」「傷ついている」といった“どう思っているのか”、その気持ちを伝えるのが効果的です。
彼氏としても、自分の行動によって彼女が悲しんでいたり、あるいは傷ついていたりしたらきっと「直さなくては」と感じるはずですよ。
4.改善してほしいことを明確に伝える
「『もっと私の気持ち分かってよ』とか、感情的になって怒りをぶつけるだけだと、相手も『じゃあどうすれば良いの?』と戸惑ってしまうと思うので『こうしてほしい』と希望もあわせて伝えるようにしています。『急にLINEを放置するんじゃなくて、あらかじめ“仕事で返せない”とか一言送ってくれれば分かるから』みたいな。問題の解決策まで提示してあげると相手も分かりやすいし、要望も通りやすい」(27歳女性・メーカー営業事務)
不満だけを伝えるのではなく「ここが不満だから、こんなふうに変えてほしい」と“不満+要望”といった形も、角が立たない伝え方の一つです。
ダラダラ不満だけを伝えてしまうと、彼氏に「何が言いたいの?」と思われてしまう可能性があります。問題の解決策まで提示してあげることで、彼氏としても納得しやすく、あっさり受け入れてくれるかもしれませんよ。
いかがでしたか? 角を立てずに相手が受け入れやすい伝え方をすることで、より二人の仲も深まることでしょう。彼氏に対して不満を伝える際に迷ったら、ぜひ今回の伝え方を意識してみてくださいね。
文/大内千明 画像/Shutterstock(Look Studio、Master1305、Maksym Fesenko、LightField Studios、Dean Drobot)
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