不倫を始めた女性の多くは「彼が離婚してくれるかも」という期待を持っているもの。しかし、それが幻想だと分かった時にはもう離れられなくなってしまっているケースがほとんど。不倫は長く続ければ続けるほどダメージが大きくなるのです。
そこで、長い時間を不倫に費やした女性に“後悔したこと”について聞いてみました。
1.「子どもが大学に入ったら離婚できる」を信じて待った9年
「24歳から33歳まで不倫してました。『子どもが大学に入学したら絶対に離婚するから待って』と言われてずっと待っていましたが結局離婚してくれませんでした」(34歳女性・ガス会社)
「子どもが○歳になったら離婚する」と子どもを言い訳にして離婚しない男性、ものすごく多いんですよね。しかし、本当にその通りに実行した人はそれほど聞いたことがありません。離婚する人はさっさとしますし、条件をつけて先延ばしにする人はズルズルしないままです。
2.告白してくれた人を逃してしまった後悔
「告白してくれた独身の男性がいて、その人と付き合う方がいいと思って『結婚したいから別れたい』と彼に告げたら『わがままだと思うけど俺は別れたくない』とすがられてしまって、結局別れられていないままです」(26歳女性・電子機器メーカー)
将来に対する保証がないからこそ、「好き」という気持ちだけでつながっているのが不倫なのかもしれません。しかし、自分が結婚しているくせに不倫相手に他の彼氏を許さないのは身勝手すぎますが、このような話は不倫あるあるなんですよ。
3.普通の人と付き合う感覚
「不倫は不幸なことだと分かってはいるのですが、背徳感や刺激が忘れられなくなってしまって、健全な独身男子とデートしても何か物足りないんです。だから不倫してた彼と別れても次も既婚者と付き合ってます。体が不倫じゃないとダメになってしまったのかも……」(29歳女性・ヨガ講師)
不幸をしている自分のことを悲劇のヒロインのように感じてしまうとハマって抜け出せなくなる。普通の恋愛や結婚では物足りなくなってしまうと感じることは、大きな問題です。これほど恐ろしい不倫のダメージはないかもしれませんね。
ギャンブルもそうですが、人間はかけた時間やお金、労力などが大きくなればなるほど「今やめたら損するかも」「取り返すまではやめられない」という気持ちが強くなります。不倫も、長い期間付き合ってしまえばしまうほど、やめづらくなるのです。
「もうちょっと待てば彼は離婚してくれるかも」と思ってもその日は来ないと思ったほうがいいです。不倫には近寄らない、既に始めていたらすぐにやめる。これが正解です。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(fizkes、Dean Drobot、Demkat)
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