数あるお酒のなかでも飲むと「太る」というイメージを持たれがちなビール。でも、それって本当なの?
じつは、ビールのカロリーの大半はアルコール由来。しかもアルコールのカロリーは熱として発散されるので、炭水化物のカロリーと比べて体に蓄積されにくいんです。また、痛風の原因ともいわれるプリン体も、ビールではなく一緒に食べるおつまみの方にこそ多く含まれています。
今回はそんな誤解されがちなビールの、嬉しい成分をご紹介します
その1 麦芽(モルト)
ビールには主原料のひとつである麦芽(モルト)由来のビタミンやミネラル類が豊富で、中世ヨーロッパでは栄養補給や医療にも用いられていたそう。
そんなビールの栄養素のなかでも注目したい成分が、疲労回復や糖質の分解を助けるビタミンB1や、髪や爪の原料になり「美肌ビタミン」と呼ばれるビタミンB2。体のバランスを整えて美しい体をつくる手助けをしてくれるビタミンB群が豊富に含まれているんです。
その2 ホップ
ビール特有の苦味、香り、泡立ちを生み出すホップ。ヨーロッパでは健胃、鎮静効果のある生薬として用いられることもあるそう。
そんなホップには女性ホルモンと似た働きをする「フィストロゲン」という成分をはじめ、多くの機能性物質が含まれており、現在さかんに研究が進められています。
これまでの研究で報告されているのは「更年期障害の改善作用」「睡眠時間延長作用、鎮静作用」「II型糖尿病患者に対するインスリン感受性の改善作用」などなど。嬉しい効果が続々と明らかになっています。
その3 酵母
美味しいビールづくりに欠かせないのが、発酵の要となる酵母。通常の生ビールは出荷前にろ過されているためビール内に酵母は残っていませんが、無ろ過タイプのビールならビール酵母を摂ることができます。
栄養補助食品としてビール酵母のサプリメントが販売されていることからも分かる通り、ビール酵母には栄養成分が豊富。必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれており、腸内の乳酸菌の働きを助ける効果も期待できます。
ホルモンバランスへの働きかけをはじめ、女性に嬉しい成分を豊富に含んでいるビール。飲み過ぎに気をつけながら、美ボディ作りに役立てて!
引用元:『ビール酒造組合「飲酒(ビール)の効用|ホップ成分の効果」』より
http://www.brewers.or.jp/contents/koyo/koyo04.html
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