ジム通いが習慣で、英会話スクールにも通っていて……というような、意識が高い女性ってカッコいいですよね。でも、高すぎる意識を他人に押し付けてくるとちょっと迷惑なことも。イタく見えるアラサー女子について男女の意見を聞いてみました。
「え、スパークリング?シャンパーニュないの?」ワイン好き女子
「ワインにハマってスクールに通い始めてから小うるさくなった同僚がいます。この前も会社の近くのお店でご飯食べてたら『このワインにこのグラスはありえない』と文句を言い始めてお店の人に聞かれるのではとハラハラしちゃいました」(28歳/電気メーカー勤務/女性)
「デートに誘った子が誕生日が近いと言うので『シャンパンでも頼もうか、お祝いに』と言ったら『シャンパンじゃなくてシャンパーニュです。しかもこの店スパークリングワインしか置いてないですね』とキレられました。怖かった!」(33歳/アパレル関係勤務/男性)
ワインに詳しくて、料理にあったものをテキパキとレストランで注文できる女性ってカッコいいですよね。でも「さりげなく詳しい」のは素敵ですが、ウンチクを延々と披露したり、お店のワインの品揃えや味に文句を付け始めたりするようなら、一緒にいて居心地が悪く感じてしまうもの。
とくに、男性の立場からすると「ワインにうるさい」女性はちょっと扱いづらい存在に見えてしまうでしょう。空気を読まずに自分の知識をひけらかすのはイタい人。ワインに限らず、相手が興味を持てない話題は我慢して、共通の話題を楽しめる余裕を持ちたいものですね。
「糖質制限してるからシャリ残しますね」
「何回かデートしてる子がお寿司が好きだって言うから行きつけのお店に誘ったんです。そしたら、『糖質制限しているから』ってシャリをそのまま残すので、大将に嫌な顔をされてしまって。この人、絶対他人に合わせないんだろうなって思ったら付き合うのは無理だなと思ってしまいました」(29歳/IT関連会社経営/男性)
アラサーになってくると以前より太りやすくなってきますよね。運動や食事制限で体型をキープしている女性は素敵ですが、それを他人の前でもするようなら、それはまた別の話。普段はいくらストイックにしていても、他人とのご飯のときは気にせず楽しむくらいの余裕が欲しいものです。
また、食べ物を粗末にするのは決して良いことではありません。シャリを残すくらいなら最初から寿司屋を選ばない、ツマミだけにして握りはパスするなどの配慮をするのが大人の女性のマナーではないでしょうか。
「えっ、TOEIC600点なんて低い点数どうやったら取れるんですか?」
「会社でTOEICの高得点を取るとボーナスが出る制度が一昨年から始まって、帰国子女の社員が大きな顔をするようになりました。でも、仕事しながら高得点を目指すのは難しく、600点を超えるのがやっとという状態でその話題をしたら、後輩の女子に『どうやったらそんな低い点数取れるんですか?』と鼻で笑われてしまいました」(30歳/通信会社勤務/男性)
ちなみにTOEICの全受験者の平均点は580点前後だそうです。英語がペラペラな女性は有能そうに見えますが、語学力と仕事の能力は必ずしも比例しませんよね。しかも、英語への苦手意識がある人を馬鹿にしてしまうようでは、コミュニケーション能力に問題があると思われていても仕方ありません。言われた相手がどう思うかの想像力は、仕事において語学力より大事ではないでしょうか。
「自分優先」になりすぎているとイタい人になってしまう
恋愛や仕事、友達関係などいろいろなシチュエーションで「イタい人」と思われがちな女性に共通するのは、独りよがりになっている点です。向上心が高いのは悪いことではありませんが、自分の感覚を押し付けないようにすることは大事ですね。気付かないうちに自分もイタい人にならないよう気をつけましょう。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock( Dirima、Konstantin Chagin、 Sofia Zhuravetc、 Borysevych.com、 Cookie Studio)
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