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「委嘱」=「いぞく」と読んだらNG!ビジネスシーンで読み間違えやすい漢字4つ

1.「委嘱」

「委嘱」とは、特定の仕事を一定期間、部外の人に任せることを言います。例えば、企業の監査役であったり、学校の非常勤講師であったり、専門的な知識が必要とされる職種に対して使う言葉です。

こちらをよく「いぞく」と読んでしまう人がいるようですが、正しい読み方は「いしょく」です。「属する(ぞくする)」の「属」という漢字が用いられているため、つい「ぞく」と読んでしまうのでしょう。

「委嘱」のほかにも、「嘱望(しょくぼう)」や「嘱託(しょくたく)」といった言葉も「嘱(しょく)」と読みます。「委嘱」と合わせて覚えておきましょう。

2.「漏洩」

ビジネスシーンなどにおいて、企業の内部情報がもれてしまうことを意味します。正しくは「ろうえい」または「ろうせつ」と読みます。

「漏」という文字は「漏電(ろうでん)」や「漏水(ろうすい)」といった言葉を知っていれば、すんなり「ろう」と読めるかもしれません。どちらかというと、「漏洩」の「洩」を読み間違えてしまう人が多いようです。

また、情報以外に、液体や光、ガスなどが漏れてしまう場合にも「漏洩」という言葉を使います。

3.「更迭」

企業の人事的措置に関する情報で「更迭」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。地位の高い人間に対して、現在の役職を解き、新しい人をその役職に就かせることを言います。

正しくは「こうてつ」と読みます。「迭」という漢字が「送」という漢字によく似ているため、「こうそう」と読んでしまう人も多いようです。

また、「更迭」と混同しやすい言葉が「左遷」です。更迭の場合、その役職に就く人を替えることを言いますが、左遷はそれまでより低い役職におとすという意味です。セットで覚えておくようにしましょう。

4.「員数」

「員数」は、工業など製造の現場でよく使われる言葉です。「いんすう」と読み間違えがちですが、本来の正しい読み方は「員数(いんずう)」です。「員数」とは、決められた範囲内の人数・数量のことを指し、特に人に対して使われることが多いようです。

「数」という漢字は、「数字(すうじ)」や「数学(すうがく)」などのように、他の漢字と一緒に読むときには「すう」と読まれることが多いため、読み間違えてしまうのでしょう。

 

漢字自体は簡単なものでも、めずらしい読み方をするものも少なくありません。「これは読める」と思っている言葉でも、実は無意識のうちに読み間違えていたというケースもあるでしょう。

もし読み方に迷ったときには、辞書などを引いて正しい読み方をチェックしておくことをおすすめします。

 

参考文献
大人の漢字力研究会『読めそうで読めない漢字 書けそうで書けない漢字』(光文社)

文/大内千明 画像/Shutterstock(fizkes、DenisProduction.com、blvdone)

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