近年パソコンやスマートフォンの普及により、漢字を書く機会は減りつつありますよね。正しいと思って使っていた漢字が実は間違いだったなんてことは社会人として避けたいところ。
今回は間違いやすい漢字を5つ紹介するので、正しく書けるか挑戦してみてください。
■かんぺき
第1問、「かんぺき」と漢字で書けますか? これは比較的、間違いやすい漢字なので、どちらが正解か考えてみましょう。
1:完璧
2:完壁
どちらが正解かわかりましたか? 「どちらも同じ漢字じゃない」なんて言わないでくださいね!
正解は1の「完璧」になります。注目すべき違いは“ぺき”という漢字の“玉”か“土”かの違いになります。正しい漢字は“玉”なんですよ! 意外に細かい部分までは見落としていたという方も多いのではないでしょうか。社会人として、業務も漢字も“完璧”にこなしたいものですね。
■せいせき
社会人になると“せいせき”によって給料や昇進が変動することが多々ありますよね。そのため、日頃から“せいせき”にこだわって業務を頑張ってる方も多いはず……。さて“せいせき”という漢字は正しく書けてますか?
1:成積
2:成績
どちらが正解かわかりましたか?
正解は2の“成績”が正解になります。こちらの注意すべき点は、“のぎへん”ではなく“いとへん”が正解になりますので、間違えてしまった方は要注意!
■はぎわら
これは間違いやすい漢字のなかでも特に注意したい漢字です。いきなりですが、どちらが正解か注意深く見比べてみて下さい。
1:荻原
2:萩原
正解は2の“萩原”になります。
業務によっては直接お客様に電話をする場合があり、顧客名に読み仮名が記載されていない場合があることも考えられます。“おぎわら様”なのか“はぎわら様”なのか書き間違いや、読み間違いのないように是非この機会に覚えておくと良いでしょう。
■くじゅう
社会人として業務をこなしていくうえで“くじゅうの決断”を迫られることもありますよね?
さて、その様な経験はなるべく避けたいところではありますが、こちらの漢字も間違いやすい漢字になっています。正解はどちらか考えてみましょう。
1:苦渋
2:苦汁
正解は1の“苦渋”になります。漢字の書き間違いも“苦渋”の決断も避けたいところですね。
■おっくう
最終問題です。業務を進めていくうえで、気分がもやもやとして“おっくう”な気分になることもしばしば。さて、“おっくう”という漢字ですがこちらも書き間違いが多い漢字になります。正しい漢字の書き方はどちらでしょうか? 最後に考えてみましょう。
1:億劫
2:憶劫
正解は1の“億劫”です。
今回は書き間違いをしやすい漢字を紹介しました! 5問中何問正解できたでしょうか? 漢字を書く機会が減っているとからこそ、改めて振り返ってみるのも良いかもしれませんね。
参考文献
講談社校閲局編『日本語の正しい表記と用語の辞典』講談社
文/前濱瞳 画像/Shutterstock(LittlePigPower、Dean Drobot、ImYanis、puhhha、Roman Samborskyi)
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