野菜にキノコ、魚などなど、美味しい食材がぐっと出揃う秋が到来しました。旬の味わいを気軽に美味しく楽しむなら、断然イタリアンがオススメ!そこで今年オープンの注目店をセレクト。皆で集って、食欲の秋を満喫して。
野菜をたっぷり食べたいとき 駆け付けたい自然派イタリアン
代々木上原 kaiki(カイキ )
野菜使いが魅力の「カノビアーノ」でキャリアをスタートさせ、「アロマフレスカ」「オッジダルマット」を経た清水雄太郎シェフ。満を持して構えたこちらは、店名にも思いを込めた原点回帰として、野菜の美味しさを惜しみなく伝えてくれます。看板メニューのバーニャカウダの後も、メインにパスタに、主役級の美味しさが続くのでお楽しみを。
庄内野菜を中心に、とうもろこし、ゴーヤ、パプリカ等々がたっぷり。それぞれの個性を楽しむように嚙みしめて。kaiki風バーニャカウダ
丁寧に火入れした山形牛は、仕上げに藁焼きにして香りよく。
濃厚なキノコの風味、トリュフの余韻が心地よく続く。料理はすべて¥5,300、¥6,800のおまかせコースより。
渋谷区西原3-17-11 IRビルB1
☎03-6407-1605
営業 11:30~15:00(L.O.13:00)、18:00~23:00(L.O.21:30)
定休 月曜、火曜ランチ、月1回不定休あり
http://kaiki-italiana.com/
直球勝負の料理を目当てに 下町・浅草に登場した一軒へ
田原町 LUNETTA(ルネッタ)
「ダルマット」で長年シェフを務めた齋藤嘉伸さんが独立、浅草・雷門近くにこちらをオープン。「以前とは違うことを」と、一人厨房に立ち、繰り出すメニューはアラカルト。細やかに手を施した前菜、炭火で焼き上げた尾崎牛、素材の旨みと一体になったパスタなど、ストレートに「美味しい!」が楽しめるものばかり。普段使い+αを求めて、肩肘張らずに訪れたい。
赤身の力強い旨みが味わえる尾崎牛。炭火で香ばしく焼き上げたら、あえてソースは添えず、肉そのものの味を主役に。¥3,000
フランス産ムール貝の出汁がしっかりと絡んだリングイネ¥1,800。
カツオとオレンジのサラダ、穴子の炭火焼き、秋刀魚のテリーヌ、ホウボウのペッシェクルード、鰯のマリネといった季節素材たっぷり、前菜5種¥2,000。
台東区雷門1-16-2
☎03-6802-8966
営業 平日17:00~22:00 土日祝15:00~21:00
定休 月曜
イタリア北東部に根付く 郷土料理を探究したい
牛込神楽坂 NODO( ノード)
築70年の古民家を改装した空間は、時を経た梁や柱にレンガが馴染み、温もりを感じます。こちらで供されるのは、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の郷土料理。オーストリアとスロヴェニアに隣接し、独自の食文化を有する土地の味は、初めて出合うものが多いはず。素朴な一皿から技を凝らしたメニューまで、歴史が育んだ料理を堪能して。
じゃがいもとほうれん草を包み、カカオやシナモン、砂糖を使ったソースでいただくパスタ。スパイスが高価だったため、貴族が楽しんでいた説があるチャルソンス¥750。
国産放牧豚の肩肉をボイルしたプロシュット・コットには山わさびを添えて。¥600
チーズと生ハムを合わせた牛ヒレ肉のカツレツ。リュブリャンスカ NODOオリジナルスタイル¥1,300
新宿区袋町3
☎03-6228-1149
営業 平日17:00~翌2:00、土日15:00~24:00
定休 月曜
新鮮素材を多彩な調理で シーフード三昧のディナー
茅場町 bon pesce powered by bondolfi boncaffè( ボン ペッシェ パワード バイ ボンドルフィ ボンカフェ)
ローマ生まれのコーヒーロースター&カフェ「bondolfi boncaffè」の新業態として、シーフード自慢の料理店が登場。ショーケースに並んだ魚介を選び、好きな調理法でオーダーできます。名物のイタリア風ブイヤベースをはじめ、ボリューミーなメニューが充実しているので、あれこれシェアして楽しむのにぴったり。バールもあるため、小皿料理をつまみにワインを傾けても。
STAUB鍋で登場する、熱々のイタリア風ブイヤベース¥3,000。旨みたっぷりのスープは、〆に雲丹味噌焼きおにぎり(2個¥700)をリゾット風にして、余すことなくいただきたい。
産直のクロダイ、ヘダイ、メダイを3種のソースで仕立てたカルパッチョ¥1,600
オマール海老の殻ごと出汁を取った贅沢な旨み。オマール海老の超濃厚アメリケーヌソース¥2,400
中央区新川1-1-7 GEMS茅場町1F
☎03-6262-8484
営業 月~土11:00~23:00(L.O.22:00)
定休 日祝(日祝を含む3連休の場合は連休最終日のみ休業)
http://www.bondolfi-boncaffe.jp/
撮影/上田佳代子 取材/首藤奈穂
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