服の上から下着が透けて見えるのは恥ずかしい。だから「下着はベージュ」と決めている。こんな女性も多いのでは?
ところが、男目線から見たベージュの下着は印象がかなり悪いようです。男性の率直な意見を聞いてみました。
(1)下着はベージュだけ
ベージュ色の下着って“透けない安心感”があって、どんな服を着るときにも使いやすい下着のひとつですよね。女性同士の同性目線だと、白い服でパステルカラーの下着が透けて見えたりするほうが恥ずかしいという感覚があるのではないでしょうか。
ところが、男性の目線だとベージュという色は「オバサンの象徴」だそう。筆者がこれまでリサーチした男性の意見で「ベージュの下着が好き」という人にはひとりも出会ったことがありません。ちなみに好きな色は「ピンク」「白」「水色」などの清楚っぽい色に人気が集中しており、赤や黒、紫などの色は「怖そう」「遊んでいそう」というイメージを持っている人が多いようです。
「普段人に見せるものではないから、勝負下着以外は殆どベージュで統一している」という方も多いかもしれません。ただ、同棲している彼女の洗濯物でベージュの下着を見るとテンションが下がるという意見もあったので、自分の知らないところでセックスレスの危機を招くきっかけになっている場合もあるかもしれませんね。
(2)高価過ぎる下着
「彼女が買った下着についてたタグの値段がちらっと見えてしまったんですが、女性のブラって2万円近くもするんですね。あと洗剤も高いらしく。そんなところにお金を使う感覚がよく理解できません」(27歳・インテリア関連会社勤務)
「元カノの誕生日プレゼントに補正下着一式をねだられたことがあります。金額は35万円でした」(32歳・飲食店経営)
高い下着ってフィット感や締め付け感が全然違うので、一度良いものを経験してしまうとなかなか安いブラジャーに戻れなくなってしまうこともありますね。女性同士なら「これはいいレースをたくさん使っているから高い」などパッと理解できる感覚も、男性には全く理解できないようです。
(3)「生地が傷むから」と滅多に洗濯しない
「『毎回洗うと生地が傷むし形が崩れるから』と、一度着た下着をなかなか洗わない彼女。僕には全く理解できない感覚です」(30歳・寝具メーカー勤務)
ブラジャーをどのくらいの頻度で洗うかは、バスタオルを何回使ったら洗うかと同じで個人差がありそうですね。毎回洗わないと気が済まないという人もいれば、冬場は汗をかかないので何回か使ってから洗うという女性もいらっしゃるでしょう。
ただ、男性の目から見ると一度着けたブラジャーを何度も使っている姿はあまり印象がいいものではないようです。
ブラジャーは女性のために作られているため、着ける機会のない男性にとっては、女性のこだわりを自然と理解するのは難しいのではないでしょうか。ただ、よく知らないからこそ幻想を抱いているとも言えます。「可愛い色の下着をつけていて欲しい」という希望を持っている男性が多いことは頭の片隅に入れておいても良いのかもしれませんね。
文/上岡史奈 画像/shutterstock(Forewer、George Rudy、George Rudy、Arman Novic)
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