「不倫相手が別れてくれない……」こんな相談を聞くと、だいたい女性側の態度にも原因があったりします。不倫が一番大変なのは始めるときよりも別れるとき。ズルズルと別れられないまま何年も経ってしまうことも……。
今回は、元女探偵の筆者が不倫相手と別れる方法を解説します。
1.「彼氏が欲しい」「彼氏ができたから」は逆効果
不倫相手と別れようと思って「独身の彼氏が欲しいから」または「彼氏できたから」といって離れようとする女性も多いのですが、これは逆効果です。もともと“自分は結婚している”という負い目がある男性にとって、相手にも彼氏ができる状況というのは負い目が減るだけで手放す理由につながりません。
ここで、本当に不倫相手の女性のことが好きなら自分の気持ちは抑えて素直に別れに応じるものですが、そもそもそんな男性は不倫しないので、結局のところ役に立たない理由に終わることが多いです。
2.「子供ができたかも」と言ってみると…
男性が不倫相手から言われてもっとも背筋が凍るのが「生理が来ない」という一言です。不倫相手と別れられないケースというのは、結局のところ女性側にもまだまだ「好き」という気持ちが残っていることがほとんどですが、その一言を告げたとき、テンパっている姿や「ごめん」としか言わない姿を見て完全に心が冷めたと感じる女性も多いのです。
3.「最後の記念セックス」は絶対拒否する
「最後に1回だけ思い出にヤラせて」と申し出てくる既婚男性、非常に多いのです。そもそも不倫においては“体の結びつき”がとても重要なので、体の相性がいいと拒みきれなくて女性の側もズルズル別れられなくなってしまいます。
体の関係を持たないようにして自然消滅していく……というのも、スムーズに別れるうえではとても重要です。私が見てきたケースだと、無難なのが「性病が発覚した」など、“病気を理由にセックスできない状況”からフェードアウトしていく方法。この方法が大事にならず、別れ方としてはうまくいっている女性が多いように思います。
4,「家庭を壊されるかも」と思わせる
不倫を解消しようとふつうに申し出た場合、「逃げられると追いたくなる」という男性の狩猟本能を刺激して逆効果になることがあります。そういった男性心理を逆手に取れば案外簡単に別れることができるケースは多いです。
不倫をしている男性のほとんどは家庭を壊す気がないので「別れないと家族にバレるかも」と思わせるくらい逆にしつこくすれば、彼は逃げたくなります。効果的なのは「奥さんと別れて私と結婚してくれないと、家に乗り込むかも」「私のほうが奥さんより良い母親になれるはずだから子供に会わせて欲しい」など、「このまま付き合っていたら自分の身がマズイことになる」と彼が怖がるようなセリフを何気なく織り交ぜていくことです。
警戒心の強い男性ならさっと身を引いていきますし、そうじゃない場合には言う頻度を上げていけばどんなに鈍い男性でも怖くなって逃げていきます。
どんな理由を並べても別れに応じない男性もいなくはありません。結局のところ本気で別れようと思ったら音信不通になるしかない場合もあります。家で会っていた場合は黙って引っ越す、携帯も解約して連絡が取れないようにするなど、そこまできっぱりすればさすがに追いかけてくる男性は殆どいません。
ただ、それには金銭的な負担や精神的な負担もつきまといます。不倫の別れ際は始めたときより何倍も大変なので、関わらないことが一番ですし、もし既婚者を好きになってしまったとしても一刻も早く去ることをおすすめします。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(Kaspars Grinvalds、Photographee.eu、Jacob Lund、conrado、gpointstudio)
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