不倫は不毛な恋です。既婚の彼と結ばれることはめったにないし、それがわかっていてもなぜかやめられない……。不倫って、本当に怖い分、魅力が強いものなんですね。そんな不倫をスッキリやめられるとしたら、いったいどんなきっかけがあるのでしょうか?
(1)『不倫仲間』と話をしてみる
同じ境遇にある人と仲良くすると、心強く感じて「がんばろう!」と思う気持ちが膨らむものですが、不倫はそうはいかないでしょう。不倫する女性は嫉妬に支配されていたり、被害妄想が強かったりと、かなり精神が不安定な状態になっています。傷を舐めあうつもりで『不倫友達』と話していたら、ドン引きするような話をされた、という人は少なくないようです。
たとえば……
「奥さんに嫌がらせしてやろうと思うの」
「仕事も友達もいらない。たとえ地獄を見ても、彼を自分のものにしたい」
「妊娠すれば離婚を迫れるよね」
極めつけは「彼の奥さんを呪ってやる」というオカルト発言でしょうか。不倫によってモラルや人間性など、いろんなものを見失うとわかれば、別れを決意したくもなるはずです。
(2)Twitterの『不倫アカ』を見る
身近な人に相談しづらい不倫の内容をTwitterでつぶやく人は多いようです。『#不倫』で検索すれば、本当にたくさんの不倫アカウントが検索できますし、思わず「そうだよね! つらいよね!」と同調したくなるツイートもあるでしょう。
しかし、そうした『不倫アカ』は決して幸せな言葉をつぶやいていないのです。それに気づくと、なんだか虚しくなるかもしれません。さらには、どっぷり不倫にハマっていた人が、急に「婚活始めました!」なんて呟き始めると、ハッとさせられるんじゃないでしょうか?
(3)自分の年齢と子どもを産みたいタイミングを計算する
「子どもを産むなら、○歳がいいな。」
子どもが欲しい女性であれば、一度は考えたことがあるはず。そして、子どもが二十歳になった時の自分の年齢を計算して、「どんな親子になっているんだろう?」なんて思いをめぐらすかもしれません。
しかし、不倫は好きな人との結婚が難しく、また、自分の出産プランが実現するかどうかもわかりません。そもそも、“既婚の彼との間に子どもが産めるのか……”と、乗り越えがたい壁を感じる人は少なくないでしょう。“思い通りの人生が送れない”“気づいたら年だけ取った独身女になっちゃう”と、不倫への情熱が冷めるきっかけになるようです。
不倫をする人に共通するのは、視野の狭さ。彼を独占することだけに固執して、周りの声を聞こうとはしないはず。しかし、いったん自分を客観視して、偏って狭くなった視野をグンと広げてみると、自分の不倫と既婚の彼に対して、少し違ったイメージが持てるようになります。それが、不毛な不倫を断ち切るきっかけになることが多いんですよ。
文/沙木貴咲 画像/Shutterstock(Majdanski、TY Lim、nelen、Tyler Olson)
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