食欲の秋、ご飯が美味しい季節がやってきました! 今回は世界3大炊き込みご飯と称される、
「松茸ご飯・パエリア・ビリヤニ」をもっとバラエティ豊かに楽しむべく、
日本代表・土鍋ご飯が評判の3軒をピックアップ。
〆に食べたい炊き込みご飯はどれ?
大満足のお任せコースでも 土鍋ご飯を忘れずに追加して
【新富町】酒斎 伊とう
フレンチ・イタリアンから転身、和食の道へ進んだ店主の伊藤卓也さんが切り盛りするこちらでは、前菜からお椀、焼き物へと続く5~7品のコースで奇をてらうことない割烹料理がいただけます。様々な銘柄を取り揃えた日本酒もお楽しみの一つです。これからの季節はお勧めの燗酒をゆるりと味わいたいもの。〆の土鍋ご飯のために、お腹には余裕を持って訪れて。
ふわっと柔らかく煮た穴子に栗とむかごの旬素材を加えて。散らした有馬山椒が味を引き締め、みょうがの甘酢漬けが彩りを添える。土鍋ご飯1人前¥1,200
すっぽんと冬瓜、焼きねぎのお椀。澄んだ出汁が染み入るような旨さ。
鯖寿司、岩もずく、かぼちゃのすり流し、お浸しなど前菜の盛り合わせ。ともに¥6,000~のお任せコースより。
[DATA]
中央区築地2-2-11
03-6228-4979
営18:00~22:30 休日曜、祝日
「こんなお店が欲しい!」を 叶えてくれる荒木町の新店
【四谷三丁目】燗コーヒー藤々
コの字カウンターには割烹着の由衣さん。厨房から顔を覗かせる武志さん。食べるのが大好きという藤極夫妻が迎えてくれるこちらは、極上の状態で届く魚介のお造り、食べ応えある肉料理、カレーまでアラカルトでいただける、居酒屋以上・割烹未満な一軒。店名が示す通り、思いを込めて供されるお酒とコーヒーもしみじみ嬉しい。
皮目を香ばしく焼いたカマスとさつまいもの優しい甘さが好相性。炊き込みご飯は常時5種類ほど揃う。カマスとさつまいもの炊き込みご飯1合¥1,800
加賀れんこんのすり流しにはふっくらと火を入れた甘鯛を。¥950
尾崎牛の脂で焼き上げた猪肉で松茸を包んでいただく、贅沢ながらも滋味深い一皿。菊花餡と銀杏で秋の彩りを添えて。猪と焼き松茸¥2,200
[DATA]
新宿区荒木町10-14 伍番館ビルB階
03-6883-9898
営月、土17:00~23:00(L.O.22:00) 火~金11:30~L.O.14:00 喫茶14:00~17:00(L.O.16:30) 17:00~23:00(L.O.22:00)
休 日曜・祝日
駅近にひっそりと構える 大人が集う美食処
【中目黒】中目黒 伍燗
昨年オープンの新スポット「中目黒高架下」で器が並ぶギャラリーを見つけたら、臆せずに奥の暖簾をくぐってこちらへ。神田「如月」で料理長として腕を振るった店主・内藤大輔さんの料理は、端正な味わいと美しい仕上げに季節の移ろいを感じます。日本酒はもちろん日本ワインにもこだわり、料理とのペアリングが楽しめます。
蓋を開けると、ふわりと立ち昇る松茸の香り。銀杏や百合根のほっくりとした味わいも嬉しい。秋の味覚の炊き込みご飯2合¥4,000(要予約)
子持ち鮎の山椒煮、蟹クリームコロッケ、雲丹湯葉茶碗蒸し、あん肝など酒肴の盛り合わせ。
トリュフ、いちじく、蜂蜜を合わせた黒毛和牛のイチボは泡醤油を添えて和の一品に。ともに¥10,000~のお任せコースより。
[DATA]
目黒区上目黒3-5-20 中目黒高架下71番 Gallery亀八堂内
03-6451-2623
営17:00~24:00
休 月曜
https://nakamegurogokan.wixsite.com/home
撮影/福本和洋(MAETTICO) 取材/首藤奈穂
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