
スタイリストの坂下です。
「えーーーーー!!」と、思わず口に出してしまいました。
この「告白」という本を読み終わった時のことです。
その時一緒にいた人に、すぐ読んでほしいと勧めました。
一人でも多くの人から、この作品を読んだ感想を聞いてみたい! と思いました。
物語はまず、娘を殺されてしまう母親の「告白」から始まります。
教師である母親が、ある復讐を実行するんです。
それからの展開は、章ごとに、クラスメイト、犯人の家族、犯人・・・という具合に
複数の立場からの「告白」がされていくのですが、
冒頭の殺人事件の背景が明らかになっていくだけでなく、。
各人の境遇が重なり合うように明かされることで、何よりもその人自身が浮き彫りにされていきます。
憎しみ、悲しみ、寂しさ、恐怖、欲望...人間の持っている、ありとあらゆる感情が描かれていて、
今の社会の一側面をリアルに感じられます。
タイトルにもなっている「告白」ですが、その「告白」がある度にドキッと、ヒヤッと、えーっの連発です。
そしてさらに衝撃を受けるラスト。クライマックスの文章を読むと、
この物語はまだどこかで続いているような気がしてなりません。
いやー、すっきりしませんが、ハマります。