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BOOKS

  • CLASSY.編集部員より

    books2.jpg編集部のカナイです。

    電車で読むのが危険な本と言えば、泣いてしまいそうなお話と、
    もうひとつありますよね。そうです。笑ってしまうお話です。

    今回はその両方がつまった傑作をご紹介いたします。
    宣伝のようでアレですが、小社刊『きんぴか』シリーズです。
    著者は浅田次郎さん。
    3人の時代遅れな男達が、彼らを引き合わせた元刑事と共に
    時代から取り残された男だからこそできる、世直しをしていく。
    ずれた彼らが繰り広げる物語は、痛快で滑稽でほんの少し哀しい。
    ベタと言えばベタ。ですが、だからこそ直球で胸を打ちます。
    落ち込んだ時に読むと、何だか救われた気分になることも。
    読み終わった時、必ず彼らを愛おしく思うはずです。

    文庫版ですと『三人の悪党』『血まみれのマリア』『真夜中の喝采』
    というタイトルで発売中。

    一冊にまとまった豪華版の『きんぴか』でしたら一気読みできるので
    コチラもオススメです!

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  • CLASSY.スタッフより

    090305_2200~01.jpg スタイリストの坂下です。

    「えーーーーー!!」と、思わず口に出してしまいました。
    この「告白」という本を読み終わった時のことです。
    その時一緒にいた人に、すぐ読んでほしいと勧めました。

    一人でも多くの人から、この作品を読んだ感想を聞いてみたい! と思いました。

    物語はまず、娘を殺されてしまう母親の「告白」から始まります。
    教師である母親が、ある復讐を実行するんです。

    それからの展開は、章ごとに、クラスメイト、犯人の家族、犯人・・・という具合に
    複数の立場からの「告白」がされていくのですが、
    冒頭の殺人事件の背景が明らかになっていくだけでなく、。
    各人の境遇が重なり合うように明かされることで、何よりもその人自身が浮き彫りにされていきます。

    憎しみ、悲しみ、寂しさ、恐怖、欲望...人間の持っている、ありとあらゆる感情が描かれていて、
    今の社会の一側面をリアルに感じられます。

    タイトルにもなっている「告白」ですが、その「告白」がある度にドキッと、ヒヤッと、えーっの連発です。
    そしてさらに衝撃を受けるラスト。クライマックスの文章を読むと、
    この物語はまだどこかで続いているような気がしてなりません。
    いやー、すっきりしませんが、ハマります。

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  • CLASSY.編集部員より

    BOOKSのページを担当している編集カナイです。

    本誌では主に新刊をご紹介しておりますが、「CLASSY.ONLINE」では新刊既刊問わず、
    オススメ本をご紹介していきたいと思います。
    (カナイの好みに偏ってしまうのはあしからずご了承下さいませ...)

    第一回は三浦しをんさんの『風が強く吹いている』(新潮社)です。

    お正月の風物詩、箱根駅伝を舞台にした青春小説です。

    弱小大学が箱根を目指す、それもたった10人で。
    無謀とも言える挑戦に向け「走り」出した彼らの熱い思いは、読んでいるこちらの胸も熱くしてくれます。
    レースはそれぞれの回顧とともに進みますが、それこそ、始まってしまったらもうページをめくる手は止まりません。

    脚に爆弾を抱える主人公ハイジが駆け抜けるゴールシーンは、泣いてもいい場所で読むことをオススメします。

    "二度と走れなくなる"、それと引き替えにしてまでハイジが欲しかったものは一体何だったのでしょう。
    そこまで彼らを駆り立てる箱根とは一体何なのでしょう。

    早くも、来年の箱根駅伝が楽しみになる、そんな一冊です。

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