――クリスマスを間近に控えた12月の某日。とあるビューティブランドの、とある新商品の発表会を兼ねたパーティが、とあるホテルで行われることになっている。年末進行で忙しい美容担当のかわりにヒラヤマが出席することになったが、その後ろからはタガシラがついてきていた・・・。
タガシラ(以下T) 名刺入れ名刺入れ・・・あわわ、どこに入れたかな??
ヒラヤマ(以下H) 早く乗れよなぁ、置いてくぞぉ。
T およよ、せわしないですねえ。まさか移動のタクシーの中でインタビューすることになるとは思いませんでしたよぉ。
H 仕方ないだろう、オレだってこの季節はいろいろ用事があるんだからさ。どうせオマエはヒマなんでしょ?
T はい(笑)。いやあ、実はビューティの発表会なんて普段は行けないから楽しみなんです♪ ドゥフフ、きっとキレイな人ばかりなんだろうなあ❤
H ・・・わかったわかった。オレ、早く特集についてしゃべりたいんだけどな。今月も渾身の力を注いだぞ。
T ではでは、2月号の特集「2010年、ジェシカのおしゃれは止まらない!」についてお話をお願いします。
H とにかくジェシカ! スゴすぎて卒倒しそうですよ(笑)。彼女がこの2010年にチャレンジしたいと思っているスタイルは、まさにCLASSY.なイメージだよね。そして何より何を着ても本当に可愛いんだなあ、これが。リッチ感があってコンサバというウチらしいコーディネートを、最高におしゃれに着こなしてくれていますよ。
T たしかに。しかも1月号の特集でもジェシカのファッションについてはけっこう触れていたのに、すぐ次の号でこんなにたくさんのお話が出てくるところがさすがですよね。
H そういうこと。これぞ真のおしゃれセレブ。25歳になって、ますます大人の女性として進化していくジェシカからもう目が離せないね。2010年が本当に楽しみ。
T それとヒラヤマさん、今月は特に読み物特集が大注目ではありませんか? ボクはもう気になって気になって。
H だよねえ。「やっぱり『男』がわからない!」、オレも年末年始にじっくり読み直したいよ。
T 自分が男としてどのカテゴリーに分類されるのか、我がこととして読んでしまいましたよ。・・・まあ、とはいえボクはむしろ、「やっぱり『女』がわからない!」って絶叫したいですけどね(笑)。
H 与太話しているうちに着いちゃったな。ほれ、降りるぞ。
T あれれ、なんだかロビーにいる人がみんなボクらを見ていませんか? やっぱりスーツ姿のヒラヤマさんがSPみたいだから、一緒にいるボクを外タレか何かかと思ってるんですかね??
H 外タレって・・・。ツッコミ所が多すぎて、もういちいち相手するのも面倒くさいよ。
T ヒラヤマさんヒラヤマさん、いいから早く会場に行きましょうよ。あ、ここが受付じゃないですか? 名刺ないし、ゲストブックにタギー・チャンとでも記帳してみようかなあ、香港映画のちょい役俳優っぽく(笑)。
おねえさんA いらっしゃいませ、ヒラヤマ様と・・・チャン様? ・・・受付がお済みでしたら、まずはあちらのブースにお進みになってください。
H あっ、今日って美白シートマスクの発表会だったんだ・・・。
おねえさんB 本日はお忙しいところありがとうございます。さっそくですが編集長、実際にこちらをお試しいただけますか。
H えっ、ああ、はい・・・。ボクはちょっと・・・。
おねえさんB そんな遠慮なさらずに。男性でもお使いいただけるんですよ。ささ、せっかくだからどうぞ。
H いやあ、そのう、何と言いますか・・・うわっ、お、おい、オマエいきなりどうしたんだよ。
T やめてくださいっ! やるならこのボクをやって!! うちのヒラヤマがパンダみたいになっちゃったらどうするんですかっ!?