この夏、大注目のヘアアレンジは、断然「おだんご」だって知ってますか? その理由は、簡単で、涼しくって、何より可愛く見えるから!ブームの火付け役、〝おだんごニスト〟の小林有里さんが登場して、アレンジを徹底解説してくれました。
解説してくれたのはこの人!
〝おだんごニスト〟こと
小林有里さん
1984年7月6日生まれ。ジュエリーブランド「LILYS」でデザイナーとして活躍中。10歳と3歳になる女の子のママでもある。
Instagram▶@lilyshandmade
小林さん直伝「おだんごヘア」の作り方を大公開!
アイロンは使わず髪を濡らして
丸め込みラフに作る簡単さが魅力
毎日作るので、できるだけ簡単に仕上がるように進化!アイロンは使わないで水で濡らすことでまとめやすくして丸めながらゴムをかけるだけでラフなおだんごが完成!
Front
Tシャツ¥15,000(クーム/キャノンクリエーション)パンツ¥29,000(ソブ/フィルム)ピアス¥8,900(LILYS/14SHOWROOM)ネックレス¥1,800(アネモネ/サンポークリエイト)バングル各¥2,917(ともにアビステ)
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おだんごヘアの作り方はこちら!
Before
髪の長さは短くてもOK。肩につく長さがあれば作れます。特別なベースワークは必要なく、朝起きて寝癖がついているような状態でもできるヘアアレンジです。
1
ブラシをセットしたドライヤーで、前髪のクセを直します。根元の毛流れを下向きに整えて。
2
トップがふんわりするように、ブラシ付きドライヤーで根元を立ち上げながら乾かします。
3
トップの立ち上がりをキープするために、根元にパウダータイプのワックスをスプレー。
4
アイロンで巻く代わりに、毛先中心にしっとりするまで水を吹きかけてまとまりやすく。
5
全体の髪を目の高さで1つにまとめたら、ゴムを1回通します。
6
塗れた髪をなでつけるようにして丸め込んだら、上からゴムをかぶせるのを2回繰り返しておだんごの形を作ります。
7
指先で毛束を軽く引き出して、おだんごを左右に広げます。引き出しすぎると崩れるので注意。
8
前髪は毛先だけをアイロンで内巻きに。一気に巻くのではなく、細い毛束を数回に分けて巻いて。
9
トップの髪を引き出してスプレーを。指先でつまみながらスプレーすると立体感を出して完成です。
質感やおだんごの位置を変える場面別のバリエーションも覚えて!
カジュアルな場面はおだんごを高く!ラフに!
高めでまとめて
パラつく後れ毛をアクセントに
「髪が短いので高めのおだんごは諦めていました。でも、逆転の発想で、後れ毛をアクセントにして、カジュアルに仕上げることに成功したんです!」
Back
ニット¥8,000(アロムリリー/キャノンクリエーション)ピアス¥8,900(LILYS/14SHOWROOM)
Point1
全体にスプレーをかければ
まとまりとラフな質感が手に入る
髪をまとめる前に全体にスプレーを。髪を持ち上げて下からスプレーし、内側にもかかるようにします。
Point2
衿足の後れ毛は気にせず
つむじくらいの高めでおだんごに
全体の髪を高めの位置でまとめ、おだんごにします。手ぐしを使い、前髪も一緒にまとめましょう。
Point3
後れ毛を残しながら
衿足の髪をねじってピンでとめる
衿足の髪を上に向かってねじり、おだんご付近にピンでとめます。多少後れ毛を残すようにすると今っぽく。
フォーマルな場面はおだんごを低くタイトな質感に!
タイトになでつけて
低めで仕上げると大人な印象
きちんとした雰囲気にするには、全体のタイトさと低めでまとめることが大切! 結ぶ前にワックスを全体に仕込んでおくのを忘れないで!
Front
シャツ¥11,000(ユニバーサルランゲージ/ユニバーサルランゲージ 渋谷店)ピアス¥23,000(LILYS/14SHOWROOM)
Back
Point1
根元から毛先までワックスをつけて
全体をタイトに仕上げる
ワックスは、根元から毛先まで手ぐしを通して全体になじませます。まんべんなく均一につけるようにして。
Point2
低めでまとめると
落ち着いた雰囲気になる
衿足くらいの低めの位置でおだんごにします。顔周りや衿足に後れ毛が出ないようにするのもポイントです。
Point3
前髪にもワックスをつけて
タイトにするときちんと感アップ!
衿足くらいの低めの位置でおだんごにします。顔周りや衿足に後れ毛が出ないようにするのもポイントです。
これで基本のおだんごはマスターできたはず!
後編の上級者向けおだんご&かぶりものに合わせるおだんごは7/24(水)アップ予定です。
お楽しみに!
撮影/福本和洋(MAETTICO) ヘアメーク/小林有里 ヘアアシスト/保志ゴロー(natura Aolani) メークアシスト/松岡咲由梨(natura Aolani) スタイリング/栗尾美月 取材/よしだなお