こんにちは、編集長の今泉です。前回もローズと名のついた香水でしたが、第2回として選んだのは、アニック グタールの「ローズ ポンポン オードトワレ」。
今年の6月号で「婚活にはローズが効く!」という企画をやっていたのを思い出し、読み返してみたら、「ホルモンバランスが整う」、「風水的に“愛される気”を高める」、「人に優しくなれる」、などいいことずくめ。なんだかスゴイぞ、ローズ。
この企画内でビューティー・プロデューサーの牧野和世さんが「ローズの中には男ウケがよくない香りもある」とコメントしてるんですが、実は私もローズは苦手な香りのひとつ。
このボトルとパッケージを見たときから、どんだけ甘ったるいんだろうと警戒したんですが、「あれ?甘くない…!」。甘いどころか、どちらかというと元気はつらつなイメージ。ローズに、ブラックカラント(カシスのこと)、ラズベリー、ピンクペッパーが加わるせいでしょうか。こういう甘すぎない香りは、絶対男ウケがいいはず。そして、時間がたつにつれ、可愛らしさだけじゃない、ちょっとセクシーな感じが見え隠れするのも好印象。
これはそう、北条司先生の『キャッツ❤アイ』に出てくる三姉妹の三女、来生 愛のようです。昼間は喫茶キャッツアイで働く、明るくキュートな看板娘、そして夜はレオタードに身を包んだ謎の女怪盗。まさに“誰もが虜になるさわやかで遊び心あふれるローズを基調に、大胆でモダンなツイストを利かせた、アニックグタールらしい香り”(HPより)です。
意中の男性に「『キャッツ❤アイ』の三姉妹でどれが好き?」と聞いて、「来生 愛」と答えたら、この香水をつければ間違いありません。ただし、この質問は40歳以上の元ジャンプ読者にしか通じないので気をつけてください。
アニック グタール『ローズ ポンポン オードトワレ』
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